ミニマリズムは持たざる者の逆襲か
カバンひとつの破壊力
ミニマリズムの凄さは、「究極、かばんひとつでこと足りるのだ」というひとつ間違ってしまうと負け犬の遠吠え感がにじみ出てしまう部分にある。しかし、満たされているし、充実している、という不可思議感が人々の関心を煽ったのは間違いない。従来の、ものが多い=豊かさの図式から外れているからだ。
いわゆるバックパッカーは、自分探し系の代表とも言われ、サラリーマン界隈では揶揄されていたりもしていた。働かない金持ちの道楽だとか、モラトリアムの外こもりだとか、とにかく、社会に参加しないものたちの代名詞として、めちゃくちゃ言われていた。恐らくは、若いくせに人生リタイヤ組のタイとかそういうところで余生を過ごしたい人たちと、(くせに、というところに半分くらい、やっかみが混じっている)行動が酷似していたからだと思っている。
持たざる成功者の発見
しかし、時代は大きく舵を切る。持たざる者は最良の選択である、という成功者のスピーチ動画がアメリカで配信されたことに起因する。この動画はYouTubeにアップされ、現在150万回超の再生数に至っている。
人生の成功者ともいうべき若き成功者が、自ら進んで持たざる者になり、その選択が最良の選択だった、と語るこの衝撃的な動画は本人たちのサイトへのアクセスとともに、多くの人たちにミニマリスト、という考えを持つ人がいることを知らしめた大きなきっかけとも言える。
そして、それ以降たくさんのミニマリストを自称・他称する人が現れる。
ミニマリズムはビジネスになった
持たない暮らしはビジネスになった。跳梁跋扈するビジネスの世界に、新しい金字塔が建てられた。ミニマリストの中にはスティーブ・ジョブズ等、故人の名前(もちろん成功者)まで入り、市場が創造された。
持たない者(言い換えれば、心の豊かさを手にいれた成功者)になるためのハウツーを布教するビジネス。発信・配信、アクセス・収入の開示、出版、出版物レビュー(以下、ループ)これらはすべて驚くほど絶妙なタイミングで仕掛けられ、一大ブームとなった。
ノマドワーカーのゆるやか且つたしかな衰退(背景)
ノマドワーカーという単語を覚えているだろうか、決まったオフィスをもたないフリーランスで仕事をする人たちの呼称のひとつでもある。ノマドワーカー、このブームは下火になっていた。
ノマドワーカーのジャンヌダルクとも言える女性のメディア露出の停滞。それによって、持たざるものたちは指針を見失いつつもあったことも手伝った。
これからのミニマリズム
これからは収納術やインテリアにカテゴライズすべきか悩む代物になるだろう。ミニマリズムでの成功者は、おそらく、もう出てこないからだ。
第一人者が一人生まれた時点であとはどれだけ無駄がなく、スタイリッシュな生活者か、そういう部分に注目するようになり、ファッションとして消費されていく。
ミニマリズムで成功した!という人が出てきても、そういう取り扱いはされなくなる。第一人者とされる人が決まった時点で、もうそれ以降に出てくる人たちは(明確な成功者としての実績がない限り)ミニマリストとしてではなく、(目新しく、キャラ被りがないように)スタイリッシュな人、として取り上げられていくからだ。
今回の記事はいろいろ断定してみた。説得力でるらしいから。あった?笑
断言する
ここからはテクニックに過ぎないので参考程度に。
誰かを説得する文章を書きたければ、断言するようにしよう。どんなテーマであれ、読者は何らかの答えを探している。世の中に”絶対”がないと分かっているからこそ、正解らしく見えるものを好むのだ。「多分こうじゃないか」と思うことも言い切ってみよう。
参考リンク
こんな記事も書いてます
特別お題に挑戦:「青春の一冊」→青春時代に読まずにあとから刺さった一冊
特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
図書館は真夏の避暑地
高校の時、エアコンがついてるのは図書館だけだった。PCが置いてあるのも図書館だけだった。そこでは司書のおばちゃんがルールだったから、話を合わせて涼んでいました。
本が嫌いな青春
本を読むのは嫌いだったし、面倒だと思ってたし、いま思えばバカだったなあ、と思う。本が好きな人はあの時にはもう本を読む楽しさや、知らないことを取り込む手段を自然に身につけていたんだなあと思う。
勧められても読まなかった本が刺さった
その時におばちゃんに勧められて、読まずにいた本が7年後に僕に刺さった。言葉に魂は宿るのだと思ったし、もっといろんな本に触れていればよかったとも思った。あー、もったいない。もったいなかった。そう思ったのは、東京バンドワゴンシリーズだ。
どんなシリーズかはフリークの人が書いているサイトを読むことをお勧めしたい。
お勧めの読み方
個人的には第4弾ぐらいまでを一気に読んでほしい。勢いよく読めたのはそのあたりまでだった(発刊ペースに追いついてしまったからだけど)。とてもよかった。そういう感想しか今は残ってないけど、友達になにか本を勧めてほしい、と言われたらこの本を紹介すると思う。何年か経ってから読んでも、よかった、と言ってもらえる本だ。
なんでお母さんと結婚したの?必ず聞く両親のエピソードに答えが出るまでの4冊
小学生か、中学生なのか、高校生なのか、素朴な疑問として誰もが思い、誰もが聞いたことを忘れるか、聞いてみるのをためらうエピソード、この大家族物語の始まりを追いかけられる、最高のラインナップだ。続きが気になった時には、その先のラインナップも読んでほしい。
スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン(3) (集英社文庫)
- 作者: 小路幸也
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マイ・ブルー・ヘブン (4) 東京バンドワゴン (集英社文庫)
- 作者: 小路幸也
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あらすじは参考リンクからどうぞ。
参考リンク
ほぼ日刊イトイ新聞のススメ
ほぼ日が気になる
ほぼ日刊イトイ新聞が好きです。サイトをちゃんとウォッチするようになったのは社会人になってからで、好きなのはインタビュー記事です。
ほぼ日のインタビューには、自分が会えない人を、チラッと知れる良い記事がたくさん眠っています。
検索すればするほど出てくるし、矢沢永吉のインタビュー記事なんて過去の履歴まで漁りまくって読みました。
インタビュー記事がどれもこれも、素晴らしいくらいに瑞々しい
ぼくはネットで気になったものはほぼ、Evernote(みどりのぞうさんのマーク)かPoket(あかいデニムパンツのおしりポケットのマーク)に保存しています。
独特の演技を魅せていた男子フィギュアのジョニー・ウィアー選手のインタビュー、ぼくが読んだのはこの記事が掲載された2010年8月30日から3年ほど経った2013年10月30日でした。それでも、スタッフの興奮や、その場の雰囲気が伝わって来るように作られています。
ほぼ日刊イトイ新聞-Johnny Weir!!! オフィスにジョニーがやってきた。 Johnny Comes to Our Office.
臨場感は派手で良い!とは違う、たまたま居合わせたような臨場感
アーティストのかっこいい部分を、そこだけを際立たせたインタビューは珍しくありませんし、それくらいの格好つけた文章はいろいろなサイトでもよく見れる昨今です。
そんな雑多なインターネットの中で、一味違った雰囲気を出している(?)ほぼ日のインタビュー、そのステキなところは、その場の感動を、どう閉じ込めるか、そういうことを大事にした作られ方をしているということ。
例えば、ふつうのインタビュー記事なら削られるような相づち(うん、うん)とかもちゃんと書かれている。
書き手の熱量を感じる
自分が感動した、そういう感動を伝えるには、居合わせている人のことも書いてしまう。
本筋ではないけど、なぜ自分がこんなにも高揚したのか、どんな風に立ち会ったのか、その時あの人はどこにいたのか、そこまで書いてしまう。
そこまで興奮してしまう、そんなステキな人の、インタビューを、感動を、書きたい!伝えたい!そんな思いがそのまま形になったようなインタビュー記事が、たくさんある。
紹介したジョニー・ウィアーのインタビュー記事なんかはすごい、熱量が溢れてしまってプロローグまであるインタビューだ。
だから、ぼくはほぼ日に載っているインタビューが大好きだ。
コンテンツに食傷気味にならない工夫
ほぼ日刊でそんな熱量のあるインタビューは書き続けられない、たぶんぼくだったらネタより先に自分が枯渇する。燃え尽きる。
そしてインタビュー記事は結構なボリュームになる。それを発信する方も、受診する方も食傷気味、つまり食べ過ぎみたいなことになる。
そんなことにならないようになのか、いろいろなコンテンツが用意されている。「言いまつがい」とか、「気まぐれカメら」とか。ばあや(石田ゆり子さん)が書く、「はなちゃんの夏休み。」とか、ほわっとするものも多い。そこも、すごくいい。
「言いまつがい」「はなちゃんの夏休み。」については本も出ている
と思ったら「気まぐれカメら」は「ブイヨンの気持ち」として書籍化されていた!…ほしい。
- 作者: 糸井重里,ほぼ日刊イトイ新聞,長野ともこ
- 出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所
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でも、本当にオススメしたいのは「今日のダーリン」
毎日更新されている糸井重里さんが更新しているショートエッセイのようなもので、新聞で言うなら天声人語的なポジションなのですが、これもいい。
何がいいって、インターネットは、形がないこと、いつでも、どこでも見れること、それが特徴のいわゆるプルメディアですが、「今日のダーリン」は消費される、アナログなプッシュメディア的側面を持っているんです。
「今日のダーリン」は、基本的には、
「毎日、更新されて、
毎日、消えていくコンテンツ」というふうに
とらえていただければ、と思います。
ほぼ日刊イトイ新聞-「今日のダーリン」のバックナンバーについて。
こういう、一期一会なコンテンツは、すごく良い、と思ってしまう。
腑に落ちる瞬間がある、気づきの楽しさ
僕が「自分を信じて」という言葉にむむ、と思っていたとき、「今日のダーリン」にばっちり言われてしまったことがある。その時の「今日のダーリン」を引用しようと思う。
・「じぶんを信じて」という励まし方は、よくある。
あれこれと、余計なことを考えるのではなく、
いつもの「じぶん」のやっていることを、信じる。
たとえ、それが、完全でないとしても。
このアドバイスは、まちがいないと思っていた。
そうだろう、そういうものだ、と。
しかし、そうとは限らないぞ、とわかった日がある。
へたな釣り人のぼくが、
ローカルな大会に出場していたときのことだった。
試合の前日、霞ヶ浦でのことだった。
気の好い先輩に、なにか助言をもらおうとしたら、
「じぶんの釣りをすることです」と言われた。
そうだろう、そういうものだとは思えなかった。
なぜならば、ぼくは、へたで不勉強すぎる選手なので、
「じぶんの釣り」なんて、まだ持ってなかったのだ。
「じぶんを信じて」だとか「じぶんの方法で」だとかは、
最低限でも、なにかをやってきた人だけの姿勢なのだ。
信じるだけの「じぶん」をつくれてないときには、
どうしょうもないのである。
基礎の基礎、基本の基本は、なにをするにも必要なのだ。
早い話が、浮輪をつけていながら、
水泳の大会にでるようなことはできない。
どちらかと言えば、ぼくは、
なにかをするのに資格が要るだとか、
シロウトはひっこんでいろなどと言うほうではない。
しかし、「じぶん」のかたちがないままに
なにかをすることはできないということだけは言える。
「そのままのわたしを愛して」だとかも同じなのだが、
その「わたし」という「じぶん」というのは、
どういうものなんだ、ということだけは問われている。
うちの子どもが小学生のときに、
「勉強しないのはかまわないけれど、
なんにも力がないままだと、
ともだちを助けることもできないだろ?」
と言ったことも思い出す。
それやこれもありつつ、「じぶんを信じて」だじょー。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
そして、それはそうとなんだけど、釣りがしたいなぁ‥‥。
気になる一文を見出しにして遊ぶ
こんなショートエッセイを、Evernoteに保存するとき、僕は、サブタイトルを(きになる一文を見出しに)つけて遊んでいる。「じぶん」のかたちがないままに なにかをすることはできないということだけは言える、このときはここだった。まさに天声人語的な遊びと言っていいと思う。そういう遊びが、ほぼ毎日できる。
ほぼ日手帳が良い
僕は今年からデビューした人なので、まだまだ、使い始めたばかりです。でも、使いたくなる、読みたくなる手帳です。今日のダーリンもちょっと載ってるし、言いまつがいも載ってるし、手に取ってほしいなー。そんで書いてほしい。そんで見せてほしい。僕も見せたい。でも四月はじまりっていう。はあ…早く毎日書き込みたい…。
ほぼ日手帳の魅力はがっつりここに詰まっている!
かなり勢いにまかせて書いてしまいましたが、平たくいうと、僕の中でかなりほぼ日がきている、というお話でした。
参考リンク
ロードバイクにオススメのポータブルスタンド!
ドロップハンドルの自転車にオススメのスタンドがあります。
ちょっとスポーティなフレームのロードバイクにスタンドをつけるってちょっと抵抗あるんですよね。かっこ悪くて。で、けっこー前にいろいろ試してみたんだけど。
その時の失敗談とか含めて携帯用のスタンドを紹介しようと思います。
あるとかっこ悪い、ないと困る、それが自転車のスタンド
僕も職場の駐輪場、立てかけられる場所がなくて雨樋とかに添えてたら昼休憩の時には転倒してたりしました。他にもちょっとした出先で立てかけられるところがないと意外と不便なんですよね。毎日使うわけでもないんですけど、ちょっとした時に使うのに携帯用カーボンサイドスタンド upstand(突っ張り棒)をオススメしようと思います。
クイックレリースレバーの根元に鍵穴みたいなパーツを噛ませれば準備オッケー!
あとは折りたたみ式のスタンドを伸ばして突起にはめればカチッと磁石の力でくっついてくれるお手軽なスタンドです。
カーボン製なので軽いのもロードバイク乗りには嬉しいところでしょうか。
カッコイイので非常にオススメ
使ってみた感想は非常に良い!カッコイイからね!
でもね、安定性は△って感じです。ちょっと傾いてるところに停めるとupstandはポールを中心に円を描くように回ってコケたりします。ハンドルに籠的な物をつけてるひととか、ヘルメットをハンドルに下げて停めるひとにはオススメできないかも。
あとね、据付のスタンドには利便性はやっぱり負けます。そりゃそうだ、いちいち屈んでポールつけるんだもんね、そういう意味で日常使いには向かなかったですね。
目立たない据付スタンド
N+1 ボトムレッグ(センタースタンド) ブラック KC136AA
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- 発売日: 2011/10/21
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据付で目立たないスタンドは?という人にはこういうボトムブラケット付近に装着するタイプもあるよ、という紹介をしておきます。
が、こっちはまだぼく持ってないのでオススメ!とまでは言えません。便利だとは思うの、でも据付スタンドってロードの無駄のない雰囲気にはって思ってしまってこれは買えていません…載せなきゃイイ話なんですけどこういうの探してる人もいるかもしれないもんね。
ちなみに、ボトムブラケット部に装着するため、そこを中心に回るというのはカセットコグ部につけるupstandに比べ飛躍的に減ります。安定性を求めつつ、あまり目立たない据付スタンドを探している人はこちらの方が良いと思います。
結論
スタンドはあったほうがいい!
けど、下手するとサドル(解決済み)くらい深い沼ですよ!
サドルの深い沼について…(解決済み)
こんな記事も読んでね
参考リンク
マグのような耐熱ガラスのタンブラー、TIMOを紹介してみる
前回マグのお話をしたらなんだかアクセス数が上がってびっくりしています。
だからちょっと調子に乗って今日はタンブラーの話をしようと思います。
これね。
まずタンブラーについて
タンブラーグラス(英語:tumbler)は、シリンダー形のグラスで、通常、コップ(ガラスコップ)と呼ばれているもの[1]。「タンブラー」の語源は『倒れるもの、転ぶもの』。その理由は、もともとはこの言葉が獣の角で作られた器などを指していたからである。ハイボールグラス(Highball glass)とも呼ばれる。ハイボールやソフトドリンクやロングカクテルを飲むのに用いられる。
容量はかなり幅があり、180ml(6オンス)から300ml(10オンス)といったところ。一般的にカクテルで出されるタンブラーグラスは8オンスタンブラーと呼ばれる240mlのものである。また、国際バーテンダー協会では10オンス(300ml)を標準としている。
倒れるもの、転ぶものって言われると、どういう風に使っていたんだろう?と思ってしまう尖形土器とか思い出してしまう。ちなみにさいきんでもこういう由来にちなんだタンブラーはあるようです。
地面にぶっ刺して使ったりもできそう(できない)。そう考えるとスタバのタンブラーって角っぽいかたちしてる。でも最近のタンブラーは倒れたりしない。 というか、今回紹介したいタンブラー(TIMO)は倒れないやつだ。
DESIGN HOUSE STOCKHOLM デザインハウスストックホルム TIMO ティモグラス (300ml) 北欧雑貨
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そこに飲み物がいることを忘れたくない
このタンブラーのお気に入りポイントは飲み物の残量がわかりやすくて、たっぷり注げて、だからあんまり冷めなくて、ネットサーフィンしたり、休日に音楽かけながら作業する時にいい感じのタンブラー、とってもいい。生活に溶け込んでるような透明感のある瞬間がきもちよく感じる。飲み物だけがコップのかたちになってたら素敵だし、テーブルの上に置いてあっても浮いたりしない、でも存在感が薄すぎて忘れることもない。
奥さん(誰か)が入れてくれたコーヒーにも気づけて、ありがとうも言えて、ほっておくと周りに溶け込んで、ちょうどいい存在感をにじませる。そこそこおっきいのに、邪魔にならないタンブラーだ。
たっぷり注げるグラスやマグにはない主張
お気に入りなのはその容量の大きさ、スペック的なことは通販の会社に譲るけど。350mlの缶ビールがギリギリ収まる感じ。泡を綺麗に7:3にすると入りきらないから綺麗に7:3にしてからカンパイして、一回注ぎ足せるくらいの容量だ。
耐熱ガラスでできているので透明だし、よく飲食店で見るDURALEXもおしゃれだし、オススメではあるんだけど、TIMOより容量は小さいし、がぶがぶビールを飲んでしまうとおかわりに忙しくて、僕の中では食後のお茶やテーブルワインを気軽に楽しんだりしたいグラスだ。
それにこのTIMOは控えめなデザインではあるが、きちんと主張している部分があるのも素敵だと思っている。この辺りはさすがデザイナーが作ったタンブラーだと思わせる。ちなみにTIMOをデザインしたのはTimo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)という人らしい。正直今調べて知った人なので、Wikipediaか、このあたりのリンクを見ていただきたい。
この人が仕込んだ主張は見事だ。通常メーカー名はお店の人に向けて、刻印していることが多い、逆さにした時によめるようにしているんだと思う。
この前紹介したFIREKINGなんかもそうだった。
けっこう、こういうのが普通。
でも、TIMOは飲んでいる人に向けてちゃんと名乗っている。僕はそういうところが結構気に入っている。ちなみに、DURALEXも名乗っているんですけど、でもこんなに読みやすくはない。ただのロゴ表示っぽい。
勝手にですけど、この読みやすい感じが、Timo Sarpanevaが気にしたところだったんじゃないかと思っています。
ただ使いやすいデザインだけでなく、きちんと誰が作ったものを使っている、という主張を感じる。ブランディングの意味合いもあったのかもしれません。そして、自分の名前をつけたくらい気に入っていたのですから、そういう胸を張りたいような、そういうタンブラーなのだと、そう思ってもいいよね、と僕は思っています。
家で勉強したり、集中して作業したりする時に、そばにいてくれる。喉が乾いたらここですよ、という主張をしてくれるタンブラーが僕は気に入っています。
こんな記事もあります
みんな大好きミルクガラスで人気のマグカップ!FIREKINGの年代を見極める方法!
僕とミルクガラスの出会い
皆さんは「ミルクガラス」と聞くと何を思い浮かべますか?
僕はアンティークの照明を思い浮かべます。高校生の夏休みに祖母の家に遊びに行き、あまりに暇だったので、近くにあった骨董品店にぶら下がっているのを眺めていました。あんまりツヤツヤしていて新しそうに見えたので、これはアクリル製なの?と聞いて、骨董品店の店主に「それはミルクガラスで出来ていて、1950年代アメリカのアンティークなんだよ」と言われて衝撃を受けました(恥ずかしくて)。
なぜかそれ以来ミルクガラスと聞くと、アンティークでアメリカンな感じがしてかっこいい…と思うようになりました。そして、いまもこういう照明を下げる家に憧れています。
さて、今日はFIREKINGのマグカップの製造年を見極める方法を紹介しようと思う。
といっても、ぼくもたまたまAmazonの商品詳細写真を見ていて知ったことなんだけど、それをみて自分の持っているものの歴史を感じた気がして、なんというか、今回の記事はそのなんとも言えない感動を忘れないための備忘録に近いかもしれない。
結論を先に見たい方はこちらです。
ミルクガラス製マグの代名詞、FIREKING
さて、年代の見極め方の前に、まずはFIREKINGが何者なのかについて触れておきたいと思う。僕が初めてFIREKINGを知ったのは大学時代。ちょっとアングラな雰囲気で売れていたヴィレッジヴァンガードのポップでその存在を知りました。確か、「もう製造されていない希少なブランド!デッドストック品です!」みたいな文句で売り出していたのが出会いでした。
その時は高かったから買えなかったけど、感じの良いパステル調の色合いが印象に残っていました。そしてなによりそのネーミング。
FIREKING ジェダイ Dハンドルマグカップ
おそらくほとんどの人がFIREKINGと言われて連想するのはこの優しいパステルグリーンのレギュラーマグだと思う。しかしこのネーミング、ジェダイ!マスターヨーダかよ!最高か!(僕はスターウォーズとバックトゥザフューチャーが大好きだっ!)
そして再会
それから数ヶ月経った時に、たまたま行った中野ブロードウェイという妖しげな場所の、これまた妖しげなお店で、ガチャガチャとたくさんのヴィンテージのFIREKINGが並べられた中からミルクホワイトのレギュラーマグ(Dハンドルマグ)に出会い、衝動買いしてしまった。
お目当てのジェダイもあったが、店主にこれください、と言ったときに持っていたのはミルクホワイトのレギュラーマグだった。これについては一切後悔していないし、今思い返しても良い買い物だったなー、と思う。
FIREKINGに入れた飲みものはその存在感を潜める。僕からするとクリアな耐熱ガラスは飲みものをくっきり見せすぎる。(とくに職場に於いては)なんでも見せればいいというものでもないのだ。そういう控えめなところも気に入っている。
そういえば最近そんなに珍しくないものになったなー、と思ったら復刻されているらしい。
詳しい情報は例によってWikipediaからの薀蓄を貼っておきますね。
アメリカ合衆国オハイオ州ランカスターに本社のあるガラス製造メーカー、アンカーホッキング社 (Anchor Hocking) が製造していた耐熱ガラスを使用した商品のブランドの1つである。ファイヤーキングのロゴを使用した商品は1940年に製造が開始され1976年に終了している。なお、アンカーホッキング社は現在もガラス容器メーカーとして存在している。
FIREKING(Dマグの見極め方?)
実は、というかなんとも浅い知識でこれを書いているので、これがすべてのFIREKING製品に当てはまるかどうかはわからない。
しかし、どうやらDハンドルマグと言われるレギュラーマグの底面に入れられているロゴは年代に応じてきちん変わっているらしく、それについては疑いの余地はないらしい。それによって見極めるのだから見極めるのは意外と簡単だ。
この写真を見ると僕のマグは1960〜80年代製らしいことがわかる。
けっこー綺麗なのに自分より年上で、このように後から考えると30年近い年月を経て僕の手元に来たことがわかる。実際、僕は買ったとき(2006年頃だったと思う…)は最近潰れたメーカーだと思っていて、新品同様品だと思っていた。30余年も経っている事を考えると、このマグにもちょっと感動するようなエピソードがあるのかもしれない。
そう考えてみると、なんだかちょっと楽しい気持ちになる。 今は自分のデスクの右隅にいつもいてくれる気分転換の相棒になっている。
図鑑まである豊富なラインナップ
FIREKINGのすごいところは可愛さや丈夫さだけではない。種類の豊富さにある。
FIREKING製品はノベルティなのか、企業ロゴの入ったものも多くあり、ハンドルやカップのデザインも多彩(カップ&ソーサーまである!)でバリエーションが非常に沢山ある。雑誌でも何度も特集されているし、なんだったら図鑑だってある。
別冊Lightning 107「ファイヤーキング・ブック」 (エイムック 2217 別冊Lightning vol. 107)
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2011/07/14
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ちょっとだけ豊富なラインナップを紹介してみる
みんな大好きマクドナルド
最近流行りの北欧系(リサラーソンはライオンの置物がいつか欲しいなーと思っている)。
存在感あるデザインもかっこいい。
ファイヤーキング スタッキングマグ スターウォーズ R2-D2 ANA JET 機内販売限定モデル
- 出版社/メーカー: Fire King ファイヤーキング
- メディア: ホーム&キッチン
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これはスタッキングできるらしい、しかもスターウォーズのヤツだ!(僕は…(略)!
Milky Stacking Mug Cup ROUTE 66
- 出版社/メーカー: S.H.O.ENTERPRISE(ショーエンタープライズ)
- メディア: ホーム&キッチン
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バッファロー66とかねえちゃんがみてたな…。
FIREKINGのおもしろさは、アメリカ大量生産時代を匂わせる量産品の奥深さ
ここで貼ったリンクはAmazonで「ファイアキング」「ファイヤーキング」「FIREKING」の3つのキーワードで3分くらいで見つけたものだ。
他にもまだまだ沢山の種類があるし、ここでは紹介しきれない、だからこそコレクターに愛されているのだと思うし、図鑑だってあるのだろうし、復刻もされたのだと思う。
沢山のバリエーションの中から自分だけのFIREKINGを探し出すのも一つの楽しみ方かもしれない。
参考リンク
folk-media.com 年代表はこちらから拝借しました。
www.dealer-ship.com ミルクガラス食器の専門店です
こんな記事も書いてます
【ハイパー初心者向け】10,000PV達成!アクセス数を増やすのに効果的だった3つの方法!
わーい!ついに10,000PVを達成しました!こういう題材の記事、書いてみたかったんです。だって、売れっ子っぽくないですか?
ブログ開始:2015/02/01(経過日数:399)
現時点の総PV数:10754
記事数:29
月平均投稿数:2
え!遅いし!少ないし!と思われましたよね?そう、そうなんです。
でも、はてなブログを始める前、僕が「ブログ」と聞いてイメージしていたのはmixiが普及する前の日記的なブログでしたから、僕からすると、ブログってこんなにたくさんの人が見るんだ!という事のほうが驚きです。
もちろんすごいアクセス数を稼ぎ出すブログがあるのは知っていました。10,000PVですか?何年かかるの?海の向こうの話だよ、といった印象でした。
でもその少ないPV数を経過日数で割るとその数の多さにびっくりします。
10754PV / 399日 = 26PV
…
26PV!26PVですよ!たとえばこのブログが商店街にあるカウンター7席とテーブル2席の喫茶店だとしたら!
だとしたら毎日引きも切らずに必ず毎日、そう毎日26人のお客さんがくるということ!週一回定休日があったとしたら1日に31人!なかなかの繁盛店です!そんなにたくさんの人が見てくれたんた!
そういう客観的な事実が嬉しくて、いまパチパチキーボードを鳴らしています。
あ、パチパチと集中したい時はこれがオススメです。
ゆるく更新していってPV数増えたら嬉しいなー、せっかく書いてるし、くらいで考えてました。発信することでアクセス数が増えたり減ったりするのが面白くて1年続けることができました。
ちまたで話題のアフィリエイトもしてみたりしまして、なにが良かったのか、この前はじめてアマゾンさんから500円くらいの報酬をいただきました。 Amazonプライム 一月分くらいですね。
なんかゆるくても今までつづけてきたご褒美をもらえたみたいで、うれしかったです。
そしてすごいよな、と思ったのはこのお店(ブログ)を構えるのに僕は一切の投資をしていない、ということです。ゆるく記事を書いていた、それだけなのに、アマゾンのクーポンなにに使おうかな、なんて考えられちゃうのです。 もちろん、できればみんなに読んでもらえるといいな、という思いで工夫はしましたが。
話が長くなりましたね。
忘れてしまいそうですが、本題の「僕が頑張ったこと(アクセス数を増やすのに効果的だったと思うこと)3つ」に移りましょう。たった3つですが。
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タイトルを頑張る
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片手で足りるオススメのなにか
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カッコいい写真
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タイトルを頑張る
よく検索されるキーワードを盛り込む、というだけなのですが、自分だったらどういう検索ワードをつかうかな、というのでは限界があり、Googleキーワードプランナーをつかっていました。
過剰におすすめするわけではないですが、データが観れるのは安心感がありますね。
ちなみに「靴下 メンズ」は意外と検索されるワードのようで、意識してタイトルに入れてみました。
片手で足りるオススメのなにか
僕は思うのですが、おすすめのなになに!33選!とか見る気になれないんです。きっと、せっかちなんですね。
でも、人におすすめできるものってそんなに多くないと思うんですよね、例えば、「新宿の飲み屋でおすすめってあります?」って言われたら3つか、多くても5つくらい、いや、3つでも多い方だと思うんです。
そこで「33個あるけどどうする?」っていわれたら、なんでもいいよ、って思います。調べてたら名前が付いてました。そういう効果のこと、 選択肢過多効果っていうんですって。
こんな経験はありませんか?
「商品を多すぎて結果買うのをやめた・・・」
選択肢過多とは、選択肢が増えるほど、選択する事が困難になり
迷う原因となる事を言います。
そんな選択肢過多効果というのもあるのかな、と頭の片隅に入れて更新してみました。せっかく書いたのに、読んでもらえなかったら寂しいですから。
後悔してほしくないから、ちょーおすすめのサドルばっかり選んだもんね。
カッコいい写真
僕が最近みてるキュレーションメディア、「roomie」というんですが、そこに上がってる写真はカッコいいんです(プロの方ですもんね…)。それにテーマに沿っていて、それとなく「こういうことが言いたいんですよ」という印象付けをしてくれていますし、え、え?なにこれ?というパッと見の驚きもあります。
そういうオシャレ感や、記事の補強、文章だけでは伝えられないイメージを描いて欲しいときに画像はいい仕事をしてくれました。
こんな感じで少しずつ工夫をしてきたら、みてもらえて、クーポンとかもらえて、なんだか愛されて1年みたいな、そういう感じで嬉しいです。
そしてこの記事で、記念すべき30記事めです!わーい! コツコツ頑張っていこうと思うので、これからもよろしくおねがいします。
参考リンク
すごい人はこういうことをしている…!
ミニマリストは消費を停滞させるか
最近知って、調べて、考えてみた「ミニマリスト」についてのメモを投下してみる。
==
ミニマリスト(知恵蔵2015)
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。
自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。
「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。
物を持たずに暮らす人の意味では、2010年前後から海外で使われるようになり、その後日本でも広まったと見られる。
何を持ち何を持たないかは人それぞれだが、少ない服を制服のように着回したり、一つの物を様々な用途に使ったりするほか、誰かと共有したり借りたりすることで、自分が所有する物を厳選している点が共通している。
少ない物で豊かに暮らすという考え方自体は、環境問題の深刻化などを背景に以前からあった。近年は、物だけでなく多くの情報が流通する中で、たくさんの物を手に入れても満たされなかったり、多くの物に埋もれて必要な物が見えなくなったりして生きづらさを感じる人たちが増え、自分にとって本当に大事な物を見極めて必要な物だけを取り込むことで楽に生きたいと共感が広がっているようだ。
必要な物だけを持つミニマリストの思想は、10年頃から流行した整理法「断捨離(だんしゃり)」などにも通じる考え方と言える。
==
とか読んでみると、な、長い…。
そんな難しい事は誰も考えていない
そもそもミニマリストってそんなに深い話でもないように思う。
昔から収納術、整理術といった言葉で整理法を本や雑誌、テレビで紹介してきましたが、もう飽和状態で、それでは部数も数字も出なくなってきた、では今度は捨ててみましょうか、といった形でつくられたブームだと思う。そしたら意外とそういうことをしている人がいたりして、本とか書いてもらったりして、Win-Winじゃない、って。
それに、捨てないと新しいもの買っても置く場所がないんだもん。
ファッションと一緒で、デコラティブなものからノームコアへ、そしてノームコアよさよなら!といった具合に、そういうブームを作るための布石なのかなと、シンプルライフ…、(自分なりの)ミニマリズム…、そういうのは結局次の消費のための布石だと思っている。
すっきりした空間っていいよね
僕も、モノの少ない暮らしに憧れはある。
お寺さんとか、整然としたところにいると落ち着いた気持ちになるし、空気もすっきりした気がしてきたりする。
でも、がらんどうの部屋にポツンと居たいわけではなくて、わー!ひろーい!ってしたいだけだという幼稚な現実。芝生に寝っ転がるのと同じような感じで、結構みんなもそれだけだと思っていた。(でもどうやら違った。)
オーガニックコットンが…大量生産大量消費が…そんな難しい事まで考えてモノを捨てたり、買ったりする人ってあまりいない。雰囲気良いし、かっこいいから買っているだけだ。
ブームには、理屈が必要だった
こういう定義(ミニマリスト(ミニマリスト)とは - コトバンク)をみているとただ、ブームを作るときに、もっともらしい理屈がある、というのが大事なだけじゃないのかな、という考えにたどり着く。理屈があると、捨てたい人、キチンとしたモノを買ったと思いたい人は基準になるし、安心するし、人に聞かれたらやっぱり格好つけたいじゃない?という事だと。
まあ、その辺はほぼ日の対談を読んでから妙に腑に落ちてしまって、思っているだけなんだけど。
糸井 ‥‥‥それはきれいにつながりすぎてる(笑)!
寺尾 はい。
そうです、はい(笑)。
おっしゃるとおりです。
なぜならば‥‥
なぜならば‥‥あとから作った話だから!
話題づくりが上手だった=ブームをつくっていた
あれもない、これもない、じゃなくて、なくて良いんだよ、すっきりじゃん!っていう余白の持つ価値にフォーカスすることで、その空間埋めなくて良いんです、テトリスじゃないし、消えないし、デッドスペースを埋めようとすると、心の余裕も埋まってしまいます、という視点(新鮮さ)。
言い換えれば、メモリをフルに使ってデッドスペースを潰していく「収納術」とはまさに対極のポジショニング(既存の考え方への問題提起)。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
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フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
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この辺の本や、お話はそういう話題作りや、基準づくりにちょうど良かったのかな、と思っている。
なんというか、みんな本当は難しい事はどうでもよくて、わー!ひろーい!ってしたいだけ、というか、そういう無邪気になれる瞬間を取り戻すために、みんなシプリリストとか、ミニマリストとかいう、つくられた目標を目指して、すっきりした部屋を目指している。
と思うが、兎にも角にも本屋さんは収納術に加え、捨てるテクニック、という新しいコンテンツを見つけてブームを育てていくことにしたので、断捨離、シンプルライフ、ミニマリスト、おそらく収納術と同様、飽和状態になるまでいろいろな理屈、基準を本や雑誌を通して発信していくだろう。
ブームだから、消費は減らない
でも、これはひとつのブームだから、それを目指していくうちにロングライフな製品、とかいって新しくて単価の高いモノを買って、使い慣れたモノを手放していたりする人も多いと思う。
そうしてブームに乗って必要なものまで捨てていたことに気づいたら、やっぱりあれが楽だった…とか言って、また買い直したりして、そうやって消費が進んで行くんじゃないかな、と思っている。そうやってよたよた、僕も父も、祖父も自分の生活を作っているのだと思っている。
そして、得てして消費行動とはそういうものだ。
そんなわけで、ミニマリストは消費を停滞させないし、整理整頓上手な人が増えることはあっても消費は減らないと思う。
ミニマリズム(=最小限主義)、と言われて、消費のこととつなげて考えるようになった僕はずいぶんおじさんになってしまったのかもしれない。
でも、こういった揺さぶりによって忘れられていたモノが循環したり、すっきりしたことで人が元気になったりするのはいいことだと思う。
読んでくれてありがとうございます。気が向いたらはてなスターをください。よろこびます。わーい、って。
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Instagramはじめました
はじめまして
さて、今日はお題スロット:「ブログ名・ハンドル名の由来」をやろうと思います。
今更ながら、はじめましての自己紹介を
はじめまして、「画廊のとなり」を書いてますminisorariです。
このブログでは僕の知ってること、知りたいこと、知ってびっくりしたこと、などを書き連ねています。
「画廊のとなり」の由来は今住んでいるお部屋が画廊のとなりだからです。そのまんまですみません。
「minisorari」は僕が好きなバンド、BUMP OF CHICKENのアルバム「FLAME VAIN」の歌詞カードに出てくるネコ。ニコルから来ています。ニコル→NICOL→みにそらり(JISキーボードの平仮名をみてね)→そんなわけでハンドルネームはminisorariとなっています。
気になる1stアルバム「FLAME VAIN」とは?
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天体観測のヒットからファンになった僕は遡ってこのCDを買いに行ったんですよねー。そしてびっしり手書きの歌詞カードに圧倒されて。あれは衝撃的でしたね。年賀状配布のアルバイト代から出したなー、なつかしい。
昔はトイズファクトリーから出てたんですよ。あ、ファンの間では有名な隠しトラックですが、DANNYという曲が入ってますです。このアルバムの隠しトラックは再生できない機種もあるので再生できないからといって「なんだよ、これだからネットはデマばっかり!」とか言わないでくださいね!…あれ?メーカーさん変わってるけど、いま売ってるやつにも入ってるのかな?
詳しいことはやっぱりWikipediaさんに
それでは、僕のはじめましてはこれで終わりとさせていただきます。
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