マグのような耐熱ガラスのタンブラー、TIMOを紹介してみる
前回マグのお話をしたらなんだかアクセス数が上がってびっくりしています。
だからちょっと調子に乗って今日はタンブラーの話をしようと思います。
これね。
まずタンブラーについて
タンブラーグラス(英語:tumbler)は、シリンダー形のグラスで、通常、コップ(ガラスコップ)と呼ばれているもの[1]。「タンブラー」の語源は『倒れるもの、転ぶもの』。その理由は、もともとはこの言葉が獣の角で作られた器などを指していたからである。ハイボールグラス(Highball glass)とも呼ばれる。ハイボールやソフトドリンクやロングカクテルを飲むのに用いられる。
容量はかなり幅があり、180ml(6オンス)から300ml(10オンス)といったところ。一般的にカクテルで出されるタンブラーグラスは8オンスタンブラーと呼ばれる240mlのものである。また、国際バーテンダー協会では10オンス(300ml)を標準としている。
倒れるもの、転ぶものって言われると、どういう風に使っていたんだろう?と思ってしまう尖形土器とか思い出してしまう。ちなみにさいきんでもこういう由来にちなんだタンブラーはあるようです。
地面にぶっ刺して使ったりもできそう(できない)。そう考えるとスタバのタンブラーって角っぽいかたちしてる。でも最近のタンブラーは倒れたりしない。 というか、今回紹介したいタンブラー(TIMO)は倒れないやつだ。
DESIGN HOUSE STOCKHOLM デザインハウスストックホルム TIMO ティモグラス (300ml) 北欧雑貨
- 出版社/メーカー: DESIGN HOUSE STOCKHOLM
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そこに飲み物がいることを忘れたくない
このタンブラーのお気に入りポイントは飲み物の残量がわかりやすくて、たっぷり注げて、だからあんまり冷めなくて、ネットサーフィンしたり、休日に音楽かけながら作業する時にいい感じのタンブラー、とってもいい。生活に溶け込んでるような透明感のある瞬間がきもちよく感じる。飲み物だけがコップのかたちになってたら素敵だし、テーブルの上に置いてあっても浮いたりしない、でも存在感が薄すぎて忘れることもない。
奥さん(誰か)が入れてくれたコーヒーにも気づけて、ありがとうも言えて、ほっておくと周りに溶け込んで、ちょうどいい存在感をにじませる。そこそこおっきいのに、邪魔にならないタンブラーだ。
たっぷり注げるグラスやマグにはない主張
お気に入りなのはその容量の大きさ、スペック的なことは通販の会社に譲るけど。350mlの缶ビールがギリギリ収まる感じ。泡を綺麗に7:3にすると入りきらないから綺麗に7:3にしてからカンパイして、一回注ぎ足せるくらいの容量だ。
耐熱ガラスでできているので透明だし、よく飲食店で見るDURALEXもおしゃれだし、オススメではあるんだけど、TIMOより容量は小さいし、がぶがぶビールを飲んでしまうとおかわりに忙しくて、僕の中では食後のお茶やテーブルワインを気軽に楽しんだりしたいグラスだ。
それにこのTIMOは控えめなデザインではあるが、きちんと主張している部分があるのも素敵だと思っている。この辺りはさすがデザイナーが作ったタンブラーだと思わせる。ちなみにTIMOをデザインしたのはTimo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)という人らしい。正直今調べて知った人なので、Wikipediaか、このあたりのリンクを見ていただきたい。
この人が仕込んだ主張は見事だ。通常メーカー名はお店の人に向けて、刻印していることが多い、逆さにした時によめるようにしているんだと思う。
この前紹介したFIREKINGなんかもそうだった。
けっこう、こういうのが普通。
でも、TIMOは飲んでいる人に向けてちゃんと名乗っている。僕はそういうところが結構気に入っている。ちなみに、DURALEXも名乗っているんですけど、でもこんなに読みやすくはない。ただのロゴ表示っぽい。
勝手にですけど、この読みやすい感じが、Timo Sarpanevaが気にしたところだったんじゃないかと思っています。
ただ使いやすいデザインだけでなく、きちんと誰が作ったものを使っている、という主張を感じる。ブランディングの意味合いもあったのかもしれません。そして、自分の名前をつけたくらい気に入っていたのですから、そういう胸を張りたいような、そういうタンブラーなのだと、そう思ってもいいよね、と僕は思っています。
家で勉強したり、集中して作業したりする時に、そばにいてくれる。喉が乾いたらここですよ、という主張をしてくれるタンブラーが僕は気に入っています。
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