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みんな大好きミルクガラスで人気のマグカップ!FIREKINGの年代を見極める方法!

僕とミルクガラスの出会い

皆さんは「ミルクガラス」と聞くと何を思い浮かべますか?

 

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僕はアンティークの照明を思い浮かべます。高校生の夏休みに祖母の家に遊びに行き、あまりに暇だったので、近くにあった骨董品店にぶら下がっているのを眺めていました。あんまりツヤツヤしていて新しそうに見えたので、これはアクリル製なの?と聞いて、骨董品店の店主に「それはミルクガラスで出来ていて、1950年代アメリカのアンティークなんだよ」と言われて衝撃を受けました(恥ずかしくて)。

なぜかそれ以来ミルクガラスと聞くと、アンティークでアメリカンな感じがしてかっこいい…と思うようになりました。そして、いまもこういう照明を下げる家に憧れています。

 

さて、今日はFIREKINGのマグカップの製造年を見極める方法を紹介しようと思う。

といっても、ぼくもたまたまAmazonの商品詳細写真を見ていて知ったことなんだけど、それをみて自分の持っているものの歴史を感じた気がして、なんというか、今回の記事はそのなんとも言えない感動を忘れないための備忘録に近いかもしれない。

 

結論を先に見たい方はこちらです。 

folk-media.com 

 

 

ミルクガラス製マグの代名詞、FIREKING

さて、年代の見極め方の前に、まずはFIREKINGが何者なのかについて触れておきたいと思う。僕が初めてFIREKINGを知ったのは大学時代。ちょっとアングラな雰囲気で売れていたヴィレッジヴァンガードのポップでその存在を知りました。確か、「もう製造されていない希少なブランド!デッドストック品です!」みたいな文句で売り出していたのが出会いでした。

その時は高かったから買えなかったけど、感じの良いパステル調の色合いが印象に残っていました。そしてなによりそのネーミング。 

FIREKING ジェダイ Dハンドルマグカップ

おそらくほとんどの人がFIREKINGと言われて連想するのはこの優しいパステルグリーンのレギュラーマグだと思う。しかしこのネーミング、ジェダイマスターヨーダかよ!最高か!(僕はスターウォーズとバックトゥザフューチャーが大好きだっ!)

そして再会

それから数ヶ月経った時に、たまたま行った中野ブロードウェイという妖しげな場所の、これまた妖しげなお店で、ガチャガチャとたくさんのヴィンテージのFIREKINGが並べられた中からミルクホワイトのレギュラーマグ(Dハンドルマグ)に出会い、衝動買いしてしまった。

お目当てのジェダイもあったが、店主にこれください、と言ったときに持っていたのはミルクホワイトのレギュラーマグだった。これについては一切後悔していないし、今思い返しても良い買い物だったなー、と思う。

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FIREKINGに入れた飲みものはその存在感を潜める。僕からするとクリアな耐熱ガラスは飲みものをくっきり見せすぎる。(とくに職場に於いては)なんでも見せればいいというものでもないのだ。そういう控えめなところも気に入っている。

そういえば最近そんなに珍しくないものになったなー、と思ったら復刻されているらしい。

 

詳しい情報は例によってWikipediaからの薀蓄を貼っておきますね。

アメリカ合衆国オハイオ州ランカスターに本社のあるガラス製造メーカー、アンカーホッキング社 (Anchor Hocking) が製造していた耐熱ガラスを使用した商品のブランドの1つである。ファイヤーキングロゴを使用した商品は1940年に製造が開始され1976年に終了している。なお、アンカーホッキング社は現在もガラス容器メーカーとして存在している。

類似した耐熱ガラスのブランドとして、コーニング社パイレックス(PYREX)が有名である。

現在は、2011年より『ファイヤーキングジャパン社』を設立し、日本を中心に製造、販売を行っている。

ファイヤーキング - Wikipedia

 

FIREKING(Dマグの見極め方?)

実は、というかなんとも浅い知識でこれを書いているので、これがすべてのFIREKING製品に当てはまるかどうかはわからない。

しかし、どうやらDハンドルマグと言われるレギュラーマグの底面に入れられているロゴは年代に応じてきちん変わっているらしく、それについては疑いの余地はないらしい。それによって見極めるのだから見極めるのは意外と簡単だ。

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この写真を見ると僕のマグは1960〜80年代製らしいことがわかる。

けっこー綺麗なのに自分より年上で、このように後から考えると30年近い年月を経て僕の手元に来たことがわかる。実際、僕は買ったとき(2006年頃だったと思う…)は最近潰れたメーカーだと思っていて、新品同様品だと思っていた。30余年も経っている事を考えると、このマグにもちょっと感動するようなエピソードがあるのかもしれない。

そう考えてみると、なんだかちょっと楽しい気持ちになる。 今は自分のデスクの右隅にいつもいてくれる気分転換の相棒になっている。

 

 図鑑まである豊富なラインナップ

FIREKINGのすごいところは可愛さや丈夫さだけではない。種類の豊富さにある。

FIREKING製品はノベルティなのか、企業ロゴの入ったものも多くあり、ハンドルやカップのデザインも多彩(カップ&ソーサーまである!)でバリエーションが非常に沢山ある。雑誌でも何度も特集されているし、なんだったら図鑑だってある。

 

ファイヤーキングBOOK

ファイヤーキングBOOK

 

 

ファイヤーキング マグ図鑑 (単行本)

ファイヤーキング マグ図鑑 (単行本)

 

 

ちょっとだけ豊富なラインナップを紹介してみる

みんな大好きマクドナルド

 最近流行りの北欧系(リサラーソンはライオンの置物がいつか欲しいなーと思っている)。

FireKing ファイヤーキング キンバリーマグ アンバー

FireKing ファイヤーキング キンバリーマグ アンバー

 

 存在感あるデザインもかっこいい。

 これはスタッキングできるらしい、しかもスターウォーズのヤツだ!(僕は…(略)!

Milky Stacking Mug Cup ROUTE 66

Milky Stacking Mug Cup ROUTE 66

 

バッファロー66とかねえちゃんがみてたな…。 

 

FIREKINGのおもしろさは、アメリカ大量生産時代を匂わせる量産品の奥深さ

ここで貼ったリンクはAmazonで「ファイアキング」「ファイヤーキング」「FIREKING」の3つのキーワードで3分くらいで見つけたものだ。

他にもまだまだ沢山の種類があるし、ここでは紹介しきれない、だからこそコレクターに愛されているのだと思うし、図鑑だってあるのだろうし、復刻もされたのだと思う。

 

沢山のバリエーションの中から自分だけのFIREKINGを探し出すのも一つの楽しみ方かもしれない。

 

 

参考リンク

folk-media.com 年代表はこちらから拝借しました。

www.dealer-ship.com ミルクガラス食器の専門店です

 

こんな記事も書いてます

 

iroiroshiritai.hatenablog.com