コロナ禍で注目される自転車通勤、おすすめバイクは?グラベル?ロード?マウンテン?
少し前に緊急事態宣言が解除されました。出社、通学する機会が増えることが予想されますね。ロードバイク?グラベルバイク?マウンテンバイク?候補はいろいろ考えられますが、まずは改めて通勤自転車に求める要素を整理したあと、僕の通勤自転車を紹介してみようと思います。
通勤自転車に求めること3つ
- 安心、安全(しっかり止まれる)
- トラブルが少ない
- 荷物が積める(帰りにスーパー寄りたい)
整理してみると、バイクの特性(ロード、グラベル、マウンテンという)に注目するよりも、「通勤」という用途に注目した方が良い選択ができそうです。
安全に止まれる
安全に止まれる、といえばディスクブレーキ。最近ではロードバイクにも採用されるようになったブレーキ規格です。私も2代目通勤自転車にはディスクブレーキを採用しました。
正直メンテナンス性やトラブルの際、自分で復帰できることを考えると、油圧式より機械(ワイヤー)式の方が楽ではありますが、冬場に手が悴んでも引けるブレーキレバーの軽さが気に入って油圧式を選択しました。
他にもメリットとすれば、油圧式はほとんどが両効きなので、ディスクローターが歪みにくいのもトラブルを少なくするために良いのかな、と思っています。(実際ワイヤー引きのディスクの方は長く使っているとハンドルを切る際にキーキーなるようになって来ました。)
トラブルが少ない
メカトラブルの筆頭が変速機のトラブルです。可動部分が増えれば増えるほど調整箇所が増えるので手間も増えます。
なので基本的には後ろの変速システムのみが通勤使用には必要にして十分です。
あと、これはコンポーネントという機材選びの心がけみたいなところなのですが、シマノ製コンポーネントを使用することにしています。SRAMやカンパなど魅力的なメーカーは沢山ありますが、結局はパーツの供給や入手性を重視すると幸せになれます。
通勤に使うなら自然と変速するような静かさを大切にしたいので、個人的にシマノの変則タッチの静かなところも気に入っています。
(SRAMはバネのパワーでガチンッガチンッとパワフルな変則タッチですから山なんかでアクティビティとして乗るときには変速感があって楽しめると思います。僕もMTBはSRAMです)
パンク耐性も重要です。
最近はサイドスキンタイヤのルックスが流行していますが、強さでいえばサイドウォールまでオールブラックのタイヤがおすすめです。
穴が開いても中に充填したシーラントという液体修復剤が埋めてくれるチューブレスタイヤを使う、という選択もいいと思います。チューブが要らない分ホイールも軽快に回ってくれるのが魅力ですね。
海外で商品レビュー(10/10点満点)という驚異的な数値を叩き出したシーラントを乗っけておきますね。
荷物が積める
これはかなり重要。帰りにスーパーに寄れるか寄れないかはコロナ禍ではライフラインに直結します。ま、そう考えるとディスクブレーキを条件に入れなければママチャリがコスパ最強ですね。でも、通勤ダッシュ力には不安と不満が付き纏いそうです。
このWALDのバスケットを付ければロードやマウンテンはもちろん、BMXにも前カゴをつけることができますから、おすすめです。
サイズは一回り大きい ウォルド(Wald) WALD 139 バスケット BK ブラック もありますが、駐輪場では取り回しが悪くなるので、137という小さめサイズがおすすめです。
これらの条件全てを満たした僕の通勤自転車がこちらです。
僕の選択はグラベルロードでした
どんな特性の自転車(ロード、グラベル、マウンテン…)でも「通勤」という用途に合っていれば、それは素晴らしい自転車だと言えると思います。
僕の場合は旧規格のものも最新規格のものも飲み込んでくれる(つまりいろんなパーツが使えるので壊れても長く使える)SURLYというメーカーのフレームを使って組み立てました。
安くはありませんでしたが、通勤の足としてだけでなく、ちょっとした冒険に出たいときの相棒としても使える自転車にできました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
安全安心な通勤手段、どうせなら楽しく選んでいきたいですね。
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