フラグ回収!シクロクロスを組んだ!
随分と前にこんな記事を書きました。もう1年前ですね。
じつはその3ヵ月後にSURLY CROSS-CHECKに手持ちのロードのパーツを移植して組みました。ほとんどパーツを載せ替えただけなので、フレーム代とオーバーホール工賃で新しい一台が手に入った感じですね。
SURLYをご存じない方はここを見てもらうとその変態的で、楽しむことを大事にする魅力的なメーカーであることをわかってもらえると思います。
そして、シクロクロスを手に入れた!
載せ換え当初タイヤは28Cで組んでロードバイクのような感じで乗っていましたが、今はSURLY Knardタイヤ 41Cとかなりふわふわモチモチ、多少のダートも余裕な乗り心地で乗っています。タイヤサイズはひと昔前のMTBのタイヤサイズで、ノブは低めなので舗装路でもバッチリですね。
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サドルを愛するwtbにしたい#surlycrosscheck #surlyknard #salsacowbell #knogpwr
第一印象は重い…?でも走りだすと、しなやかで快適!
CROSS-CHECKはすごいよく出来たフレームです。まずは優れたカスタマイズ性、リムブレーキという制約以外はロード規格/MTB規格の両方のコンポーネントを使って組み上げることが出来ます!このキャパシティーの広さは載せ換え時に細かいことを気にしないで組める安心感をくれました。
そして圧倒的なタイヤクリアランスの広さは最高のライド体験を提供してくれる魔法でした。28Cにしただけでもしなやかで快適、するする進める感じでしたが、41Cにすると空気感が増して別次元の乗り心地、リム打ちにビビらなくてすむ、扱いもラフでいい。もっと街も山も楽しめるマシンに変身を遂げました。
ポジションは載せ替え前のGIANT DEFYからするとアップライト。柔らかくしなやかで、クロモリ独特のしなりを推進力に変えてくれて、スッとよく進みます。
正に楽しんで乗るフレームという感じで、GIANTのチャキチャキのロードの時のように前にいるバイクを抜いてやる!という攻撃的な気持ちより、ライドを楽しめるようになりました。
指一本で持ち上がるような最新のロードの面白さとは違い、重さを「ラフに扱ってもいい」安心感にそのまま打ちかえたようなフレームです。
カーボンロードからの新しい選択肢
ぼくは攻撃的なライドに疲れてロードからは離れてしまいましたが、アルミロードからカーボンロードに出世して「アルミロードは乗ってない…」というローディーの皆さんにはキャンプライドもいける新しい相棒を載せ換えで手に入れるのも大いにアリな選択だと思いました。
クロモリには古い規格のパーツも"味"に変えてくれる良さがありますから、古くなったら「がらくた」みたいにならないのも魅力の一つですね。
スイス人が教えてくれた「がらくた」ではなく「ヴィンテージ」になれる生き方
- 作者: 多根幹雄
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最後まで読んでくれてありがとうございました。
思い返すとこの自転車を組んで9ヵ月、「いろいろ試す=楽しいこと」を実践していました。体験を拡張する道具に興味があります。