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はじめての登山、準備のときに注意しておきたいこと3つ

 職場の先輩に誘われてはじめた登山ですが、そのときに非常に役に立つアドバイスをいただいたのでまとめておくことに。

ぼくは基本的には夏山中心の登山者で、7月から9月の登山が中心です(たまに11月の燕岳にも登りますが…)。この記事もそのつもりで書いていますので、参考にされる方はそのつもりでご覧ください。

 

もくじ

  1. 脱水症状
  2. 体温調節
  3. 足のケガの予防(登山靴の選び方)

 

脱水症状

登山のときに気をつけておきたいことの一番にあがるのが脱水症状、山では意外と飲めるほどきれいな水は調達できません。最低でも2Lの水は持っておきたいところです。

 

 水筒はどんなものでもオッケーです。ぼくは最初の頃2Lのペットボトルであがってました。重い上に飲みにくいので、2回目からはザックのメインエントリーに水1.5Lペットボトルと取り出しやすい外側に濃いカルピス(ネクターでも可)500mlと2つに分けてあがるようになりました。

 

初心者には「THERMOS 真空断熱ケータイマグ  0.5L」がおすすめ。冷たいカルピスは途中で飲めるとカラダに染みわたる気持ち良さです。

もし登山にハマらなくても使えますしね。

 

体温調節

 山の怖さのひとつに挙げられるのが急な天候の悪化。雨天・強風等での体温の低下による行動不能は準備によって予防できるものです。

 

さまざまな天候の変化に対応できるように必ず備えておきたいものです。

しかし、正直登山用の装備をすべて揃えるのは値が張ります。

 どんなものを登山用のものにすればいいかについては前に書いた記事で触れているので、チェックしてみてください。

足のケガの予防(登山靴の選び方)

 はっきり言います。初期投資は覚悟してください。その分、確実に長い付き合いのできる登山靴を手に入れることができます。登山靴については運動靴(ランニングシューズ)で代用することはせずに、少々値が張っても登山用の良いものを買うべきです。

・何が違うの?

疲れ方が違います。

 舗装路を走るランニングシューズに使われているソール(靴底)は負担を軽くするためにクッション性の高い柔らかいものを採用し、膝への負担を軽く、脚への疲労を蓄積しにくいように作られています。足首の動きを邪魔しないようにくるぶしの開いたデザインで、アッパー(足の甲)も柔らかいものがほとんどです。舗装路やトラックを走る上ではベストの設計です。

しかし、荷物を背負いながら足裏にでこぼこした(力がソールの一点に集中することが多い)山道を歩く登山においてはこの長所は裏目に出ます。

木の根や岩場は足の裏に食い込んで疲労を蓄積するし、くるぶしの開いたデザインは捻挫のリスクを高めます。

 

・  少々値が張る登山用の良いものを買うメリットって?

もちろん2万5千円程度の登山靴を買うのも良いでしょう。

でも、いざ「もっともっと登りたい!」「残雪期にも挑戦したい!」とならなくとも「一緒に残雪期登山してみない?」と誘われて経験者が一緒なら行っても良いかな・・・となったときにアイゼン(※氷や氷化した雪の上を歩く際に滑り止めとして靴底に装着する金属製の爪が付いた登山用具)がつけられない等のトラブルが発生し、結局アイゼンに合った靴に買い直すことになるともったいないことになります。

 

・どうすれば登山用の良い靴を買えるのか?

剣岳に登りたいのですが…」と登山用品店の店員さんに尋ねてみてください。

あとは試し履きをしてあなたの足の形に合った納得できる靴を店員さんと一緒に選んで、はじめての登山に備えましょう。

 
・ 書くのに参考にした本 
実例から学べる! 山の病気とケガ

実例から学べる! 山の病気とケガ

 

 絵が豊富に盛り込まれていて読みやすい。この手の本はイメージが掴みにくかったりすることが多々あるものだが、文章も優しく、情報量は豊富、ネットでのかいつまんだ情報だけでは不安な方におすすめしたい。