いろいろ知りたい!

知りたいこと、知っておどろいたこと、知ってることをいろいろまとめたり、メモしたり、紹介したりするブログです。

クレープから付加価値

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昨日、ディズニーランドの帰りに舞浜駅のクレープ屋さんでクレープを2つ買って、改札内で食べてから電車に乗って帰ることにした。
具沢山なクレープを食べながら、奥さんと「美味しいクレープ」について話をした。「あそこの地下にあるクレープは具の量が少ないよね」とか「ここのは具沢山で美味しいね」とかそういう話をした。
なんかの拍子に小さいころから食べているお店のクレープがチープと言われている気がして、ちょっとむっとしたのかも知れないのだけど、そのとき僕はこんなことを考えた。
 
「そもそもクレープってそんなに具沢山な食べ物なのかなあ?」  
「マルゲリータだって、トマトソース塗って、チーズのっけて、バジルのっけて焼いて、オリーブオイルかけてってしただけの料理だもんね」
「そういう意味ではこの具沢山なクレープって、もともとの"クレープ"からちょっと離れていて、より"商品ぽいもの"なのかもしれないなあ」
 
フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来

フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来

 
 
なんてことをね。
我ながら目の前のクレープが不味くなりそうなことを考えていることに驚いたけど。
よく知った素朴な”クレープ”より圧倒的に豪華なクレープに僕は(なんて豪華なんだ!)驚いていなかったということに気づいてまたびっくりした。
僕はあの素朴な生地の味のするクレープが好きみたいだと。
そんな話を奥さんにしたら、
「あなたはいちごキャラメルクリームアイスクレープを食べていないからそんなことを言うんだ」「同じ値段でこの具沢山はやばい」と言っていた。
僕はそんなに甘いものと甘いものと甘いものと甘いものの組み合わせはちょっとキツイな、と思ったけど。
「そっかあ、もったいないことをしたな」と言っておいた。
 

料理って外食とか課金しやすい…

料理は素材を調味料と組み合わせて調理して、合わせる飲み物やお店の雰囲気でどんな付加価値を付けるか、ということに集約されている行為で、だからこそ知っている調理法や調味料の組み合わせの妙、むかしっからの…とかっていう、可視化しにくい手札が活きてくる。
とすれば逆に料理をすればするほど家庭料理の付加価値生産性は上がるのではないか?と思ったので、その仮説を立証するべく楽して弁当生活することからはじめようと思った。
平日ラクする 作り置き弁当 ~時間と心にゆとりができる~

平日ラクする 作り置き弁当 ~時間と心にゆとりができる~

 
  ちなみに僕の得意料理は茄子の揚げ浸しとニンニクと鶏むね肉を使ったパスタです。レパートリー増やすぞー。

感動しながら生きていきたい(定年80時代に向かう心がまえ)

最近ぼくはダメージを受け続けている。 ほとんどのダメージは自分や家族のことで悩み続けているからだ。

「定年後は悠々自適」なんて存在しない

何を隠そうこの人生100年時代の黎明期を迎えた日本(世界?)で、運よく生きたとして、その65%しか生きれない難病の疑いが出てきた。30代のぼくはけっこー困っている。突飛な想像だけれど、定年ってやつが最悪80歳になる可能性もあるからだ。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

平均寿命が+-80の時代の年金支給は65に引き上げられた。ってことは100年時代が本格的に到来すれば下手をすれば80に引き上げられるかも知れないわけだ(もちろん異論は認める)。

で、もしぼくが症例通り65で死ねば、15年+年の差だけ奥さんは誰も経済的に助け合う人がいない可能性が出てくるし、15年+年の差となるとぶっちゃけ家が買えちゃうくらいの時間的アドバンテージになるわけだが、僕にはそれがない可能性が高いのだ。焦る。 

余裕のない僕はもっと余裕がなくなる

すげー嫌だ。と思うことが増えた。ストレスのせいか、お腹が痛くなることも増えた。そして暴飲暴食も増えて、一人で家で吐くまで飲むことまで増えた。

そうなってくると調子も悪いから機嫌も最悪。会社の人付き合いも煩わしくなってくる事が増えて、昼食も元々一人で取るようにしていたが、絶対一人で取ることにしていた。

つまんねえな、お前

僕がコンビニで弁当を買って昼食を取っていたら、たまたま上司と休憩室で同じになった。その時に「コンビニ弁当は高い」「金持ちだね」とか、めんどくさい事を言ってきた。それまで僕はその上司を「うざいな」と思うことはなかったけど、うざかった。

そんな時に、はてなブックマークでおもしろい記事に会った。

www.shunpon.com

『ダブルチーズバーガーを頼む人は、コスパとか考えないのかな。』

家族でマクドに行くときはいつもそんなことを話す。

 

こんな書き出しから始まるこの記事を読んで僕は「お前つまんねえな」とこのブログの筆者につぶやいた。けど、読み終わるころにはもし本当に65までしか生きていけないなら、一人で飲んでべろべろでいたり、口うるさく節約するよりも、感動しながら生きていたいと思ったし、そこに奥さんも子どもも一緒にいてほしいと思った。

じゃあその為に何をしようか、ぼくはまだ悩んでいる。

 

意外と「死ぬ」なんてこと、考えたこともなかったな

 ここのところ原因不明の頭痛に悩まされている。いろんなことに時間を取られ捲っていて、考えるチカラが奪われたままになっている。ミスも多い。余裕もない。そんな状態が続いてるせいか、働くことがちょっとつらいな、と思ってこんなエントリも書いていた。

iroiroshiritai.hatenablog.com

 でも、つらいつらいと言いながら、意外といつまでも働ける体でいることを前提に書いている事に気づいて、いま、意外と「死ぬ」なんて考えた事なかったんだと気づいた。

倒れてから退院してきた親父もみてきたし、親父が言ってたことを思い出したりしたけど、そのたび僕は「死ぬ」なんてこと、さらっと「いつかみんな死ぬんだよな」と胸の中で口走っても、本当に「死ぬ」なんて考えようともしてなかったことに気づいた。

死ぬかも

ここのところ原因不明の頭痛に悩まされていた。その答えがいきなり斜め後ろから降ってきたかもしれない。そう、まだ「かもしれない」段階なのだけど、ナントカカントカ(ここに書くのはやめた)という治療法のない遺伝性の病気の症状と酷似している。

なんでそんな病気の名前が出てきたのかというと、親戚が遺伝子検査を受けて、その病気だと言われたのがきっかけだ。平たく言うとバンバン脳内出血して死ぬ病気だ(たぶんちがうが、脳血管系の病気だと思ってくれ)。遺伝の確率は50%、コイントスのような条件が揃ってしまった。

ただそれだけで、「死ぬかも」ってだけで怖い。すげえ怖い。正直こんな事ブログで書いたところでなんにもならないけど、自分が得体の知れない病気にかかっているかも知れなくて「いつか死ぬ」って当たり前の事をチラつかされただけで、こんなに動揺するもんなのか、ということにとても動揺している。落ち着くためにいろんな人にこぼしてみたけど、笑えるしなんだか泣けてくる。どうやっても考えがまとまらない。疲れのせいかもしれないけど、夜中に急に目が覚めて泣けてくる。とにかく、まとめたくて、自分のいまを客観視(あとでもいいから)できるように記録しておこうと思って書いている。

僕は誰かに「⚪︎⚪︎は素晴らしい」と言えるだろうか

そんな動揺中の僕に舞い込んできた糸井重里の「今日のダーリン」が飛び込んできた。

ちょっと遠いラーメン屋に行くことにした。
遠いといっても地下鉄で15分くらい、
駅から歩いて5分くらいの距離だ。
12時前に着いたのだけれど、もう行列ができていて、
この店のラーメンはていねいにつくるものだから、
けっこうな時間待つことになりそうだった。
列に並んでいる間、ツイッターをながめていたら、
「燃え殻」さんが「佐々木俊尚」さんのツイートを
きっかけにして読んだ文章に、強く打たれていたようだ。
記されていたので、そのまますっとリンクをたどった。
ラーメンを食べようと並んでいる行列のなかで、
これを読みはじめたのも、それはそれでしょうがない。
 
ただ、最初に読んだ「最後の狩猟」という文章は、
どこをとっても素晴しくて、姿勢を正したくなった。

※先に言っておくけど、リンクの先はショッキングな画像もあるから、血とか苦手な人はみないほうがいい。

blogs.yahoo.co.jp

これを読んでどんな感想を抱くかどうかなんて、「人それぞれ」というやつだし、これを読んだからといって「死ぬ」なんてことがいきなり身近になるわけでもない。でもいまの僕には刺さってしまった。

狩猟は素晴らしい、価値観を広げ、人生を豊かにしてくれた。

 

 僕は誰かに「これは素晴らしいよ、価値観が広がったし、僕の人生を間違いなく豊かにしてくれたよ」と娘に耳うちできるものを持っているだろうか?

人生の価値、なんてとても軽い書き方をしてしまうけど。自分が「豊かになった」と衝撃を与えてくれたできごと、ものごとを自覚していたい、そう思った。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。ちょっと重たいな。違うよってなったらサギだよなあ…。でも、「かもしれない」で僕はこれだけ動揺する人間なんだぞ、忘れるなよ、なんて自戒を込めて。

雪の日でも自転車通勤したぼくがお勧めする冬の最強装備!4つピックアップしてみた!

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電車、バス全部遅れたり止まったりして、ニュースでは「首都機能がマヒ」なんて言われた先週の大雪から融けない雪がある中さらに今日また、雪が降りました。

 

雪の日に自転車で通勤するメリット

メリットなんてあるの?なんて聞く人もいるだろうけど、けっこーあるよ。

 

  1. 待たなくて良い
  2. 汚れない(コケなければね)
  3. 着いたときにはカラダがあったまってる
  4. 冬の最強装備!3つピックアップ! ←最強装備を見たい人はここをクリック!

 

待たなくて良い

これは圧倒的なメリットだと思う。だって武蔵小杉っていう駅では入場制限かかったんだぜ?それってつまり寒い中、屋外に傘持って突っ立ってるってこと。目的地に向かって1mmも進んでないのに、ただ寒い中手ぶくろ外してTwitterをみて各路線の運行状況なんかを見るんだ。意味ある?

それに予定に遅れるってのは会社や相手に言っていたとしても、ストレスだ。

 

汚れない(コケなければね) 

当たり前だけど、コケなければ汚れない。タイヤから飛び散る雪で汚れるだろうが!という人はたぶん雪の中飛ばしすぎだ。ケガするぞ。

雪が降ってたとしても払えば落ちるので、雨なんかの時よりよっぽど汚れない。普段走ってる道も別のコースを走ってるみたいで、すごく楽しいよ。

 

 

 

 

雪道でお勧めするのはファットバイクだけど、毎日の足にしたらインパクトありすぎだろう。

その点、僕の41CのSURLYクロスチェックは良い感じだ。本当はディスクブレーキだったら最高だけど、飛ばしたりしない僕にはまあ十分な感じだと思う(脱線)。

 
 
 
 
 
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着いた時にはあったまってる

これって当たり前なんだけど、盲点だった。漕いでるからあったまってるんだ。着いた時。歩いてる時より早くついて、あったまってる。最高じゃないか?
入場規制で冷え切っている同僚たちのためにもサッと出勤して冷え切ったオフィスでクールダウン。オフィスがあったまる頃には上がった体温も適温だ。

 

さて、メリットはだいたいわかってもらえたと思うので、本題。

冬の最強装備!4つピックアップしてみた!

今年はもう雪が降るようなことはないかもしれないけど。もし降ったら参考にしてくれたら嬉しい。

耳まで隠れるネックウォーマー

あったかい首元にするには、マフラーでもいいのですがOCEAN PACIFIC OP(オーシャンパシフィック) スキー/スノーボード マスク フェイスウォーマーが良かったです。首元に侵入する風をカットしてくれるだけでなく、耳、頬も覆ってくれてました。1,500円以下という価格も魅力です。

amzn.to

雪が降っているならこれもおすすめ 

僕が使っているのは別のアウトドアハットにBORED WRを吹き付けて防水仕様にしたもの。つば広帽は雪の降る道を走るのにとてもいい装備だ。

 

 メリノウールのインナー

メリノウールの肌ざわりのよさと機能の高さは登山道具でも折紙付きだから説明はいらないよね。で、モンベルは価格も控えめなところが推しポイント。でも、これを着るとヒートテックには戻れない。気をつけてね。 

 全天候対応のグローブ

(モンベル)mont-bell Outdryサイクルグローブ 1130353 BK ブラック S

(モンベル)mont-bell Outdryサイクルグローブ 1130353 BK ブラック S

 

負荷がかかるところにクッションがついてるこのグローブはちょっとお気に入り。一回破れてしまったけど、リピートしてた…けど今年(2019)はメカニクスのグローブに変更した!

友だちのMTBライダーからすすめられたのをきっかけに購入したグローブだったけど、(iPhone SEっていう画面小さいスマホだけど)超スムーズにいじれるし、縫製ががっちりしててほつれたりしないし、今のところ最高な使い心地。超おすすめ。

iroiroshiritai.hatenablog.com

普通のキャップタイプでも視野は確保できそうだけど、耳が隠れるようなデザインじゃないと耳が痛くて楽しめないからね。そういうデザインのキャップは意外と融けた雪が垂れて背中に…なんて事になったり、気にいるものがなかったりするから、鉄板のノースフェイスをおすすめする。フェスにも持っていけるし、悪くないチョイスだと思うよ。 
ホントはカブーのチルバとレインポンチョかぶってこぎたいんだけど、ちょっと通勤するにはレトロシルエットすぎるかなって思ってやってません…でも、いつかやりたいな(誰かやってほしい)←

KAVU(カブー) チルバ 11863018 モス フリーサイズ

KAVU(カブー) チルバ 11863018 モス フリーサイズ

 

 

 雪道でも自転車!というふつうの人にらちょっと驚きな記事だったかもしれないけど、最後まで読んでくれてありがとう。また読んでみてね。

あと35年(もしくは生涯現役で)働くということについて

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働く時間について

定年まであと30年とか35年あるって言われるとどう思う?

ある人は30年もあるのか…といった。

またある人は30年しかないのか、といった。

 どちらだからどうだ、とかいうことはない(ちなみに僕は前者)です。ただ、「こうしなければいけない」という思いが僕の中には強すぎて、毎日、日々疲れている。

同じ質問を奥さんにしたら「働いてお金をもらうの楽しかったし、そんなこと考えたことない。きっと働かなくなったらひまだよ」と返ってきた。びっくりだよ、すげえな。素直に感心した。

神様のヒマ潰し

神様のヒマ潰し

 

働かなくなったら

でも、働かなくなったら…と考えたら「きっと退屈だろうな」と思った。とりわけ「やりたいこと」や、「人生の目標」を持っていないから、きっと僕は日がな一日映画を観たり、ネットをさまよってみたりして時間を潰してお金があれば外食をして…暇つぶしのような、退屈な時間を過ごす気がしたからだ。強烈に遊びたい!という思いがないのも一つの要因かもしれない。でも結果時間消費の権化みたいになるっていう罠にはまったような展開で、笑うに笑えない想像に行き着いた。

何かに、誰かに役に立つ人でなければいけない

そういう思いがずっとある。なんでかわからないけど、ずっとそういう思いを抱えている気がする。誰の役にも立たなくてもいいから生きていることが大事だ!と強く言い切れない自分がいる(そんなの通用するのは自分の親くらいのものだろうな)。

ピーターの法則 創造的無能のすすめ

ピーターの法則 創造的無能のすすめ

 

「生涯現役」という言葉が溢れはじめた国、日本


「100歳時代年金/人間50年×2」篇

生涯現役なんてまっぴら御免だ。と思っていたら年金やらなにやらのお陰というべきか、所為で将来支給年齢が70になったり75になったりするようだ。うわー、別にいい。別にいいけど。家安くしようよ。そうしよう。新卒一括採用が22としてさ、25とか30に結婚しても45年働くわけですよ。同じ地域に住み続けるなんて現実的じゃない。賃貸とかじゃなくて、家自体をもっと安くする必要があると思う。だって世の中は寿命100年時代の到来とか言いはじめてるんですよ。 あれ…もっと働かなきゃいけないかな?

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

そんな歳になってなにで生計を立てるんだ。 という不安を商売にするのが上手い人がどの業界にもいるよね。こういう商売ができるから人脈とかキャリアとかはすごい。無から有を作れる。

 画廊のとなりにきてくれてありがとうございます。

長生きはしたいけど、安心して生活できる社会を作るのは人間には無理なのかな…と思いはじめています。

人生は旅に度々例えられるけれど、ぼくの旅はどうしたら素敵な旅になるのか

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人生は旅に度々例えられるけれど

ぼくは今更ミニマリズムに興味がある。独身の頃はどれだけ少ないもので生活できるかを最優先に生きていたし、それってとってもスマートだと思っていた。それに、贅沢は敵、と目の敵のようにもしていた。

ある種とても頑なな人生観の持ち主だ。その時のぼくならザックひとつでどこにでも行っただろうし、行けただろうと思う。

その実ぼくは必要以上にものを持つことを恐れてもいたんだと思う。必要以上にものにこだわりを持っていたし、選ぶ時にしつこいくらいに調べていたのも、その表れだったんだと思う。

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爆発した物欲

ぼくは就職して、「なにをしてるんだろう」とずっと思っていた。「こんなはずじゃない」とか、そんなことも考えていたけど、「社会人てこんなもんかよ…がっかりしたなあ」とも思っていたんだと思う。毎月たくさんの服を買った。独身はもう最強だった。

普通に収入がある割には家賃は激安。会社にはチャリでダッシュをかければ7分で着く好立地に住んでいたぼくは仕事を引き受けまくってがむしゃらに残業をして、溜め込んだ残業代とストレスをショッピングに使いまくった。幸せだった。時間差で虚しくなった。部屋には服がたくさん。片付けても片付かない。

それもそのはず、収納のキャパシティーを超えた着もしない私服は最高で最悪だった。

飲み屋に入り浸った

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服でいっぱいになった部屋を見たくなくなったぼくは飲み屋に入り浸った。立派なクズの出来上がりだ。でも、そこで出会ったたくさんの価値観に今はとても救われている。特にそこで出会った同い年の美容師は正直職人気質すぎて頭おかしいなあと笑っちゃうくらいだけど、すごい尊敬している。一人でも生きていけるように特化した人間の強さを目の当たりにすると笑ってしまいたくなるんだと思った。

あと、これはホント最近気づいたんだけれど、一人でいると鬱屈した感じになる自分から逃れたくて、陽気になる感じを優先しまくっていたんだなあ、と思う。つまり、僕は暗い自分がひどく嫌いなんだけど、その暗い自分が出てくるトリガーをよくわかっていないんだろう。

 3.11を契機になんとなく無駄が嫌になる

地震で冷蔵庫が部屋の真ん中まで滑ってきていて、意外と便利でしばらくそのまま使っていた。寂しさとストレスで頭がおかしくなる。

結婚した

いろいろすっ飛ばすが、一目惚れして結婚した。勢いだったのかもしれないが、そうでもなければあんなに大胆には動けなかったようにも思う。ぼくはただ自信がなくて逃げまくるしか能のないヘタレだった。社会人の大事な最初の時間を消費しまくったぼくはそのあととっても後悔することになるが、それは信用や評判の類なのでいくらでも挽回してやろう。ただ、失った時間の多さには膝をつく思いだ。

ブログやミニマリズム

ブログをやり始めて数年、マキシマリズム的な収納術からミニマリズムがテレビで取り扱われ、すっきりとしたスタイリッシュな生活にスポットが当たるようになった。

iroiroshiritai.hatenablog.com

世間やブログ界隈ではいろいろ言われたが、ネット上に1ジャンルを築く程度のムーブメントを起こした。そこでぼくに「あのすっきりした部屋を取り戻したい」と言う思いが帰来した。6畳1間の西日の挿すワンルーム。ベッドとテーブルとPCしかない。クローゼットには必要な服が揃っているだけの質素な部屋だった。あの部屋は今にして思えば最高な部屋だったんだろうと思える。 

www.yamatomichi.com

山旅を続けていくと、街にいる日常と山にいる日常が逆転する瞬間が訪れます。山が日常となり、街にいることが非日常と変わる。お金はただの紙切れとなり、背負る物だけの限られた道具で生活し、歩き続ける。

多くの物を求めればその分背負う物は大きく、重たくなり、歩き続けることは困難となっていく。
反対に必要なものを見つめ直し、持てる物を少なく、小さくしていけば、歩く事は軽く快適となり幸福へと繋がっていく。それは人生を快適に歩き続ける為の知恵にも繋がっていくのではないかと思うのです。

街に長く住んでいると、どこか社会という脅迫概念に縛られしまう事があります。お金をたくさん稼がないといけない。物をたくさん持たなくてはならない。見栄え良く生きていかなくてはならない。そうでないといけない…etc。山旅で得られる経験はそれらの不安を少し、時には大きく消し去ります。もちろん生きていく為にはある「程度」のお金や物は必要になるのは間違いないのですが、その漠然としたある「程度」の基準が明確になります。この本はそんな山旅のリアルな日記なのです。

とんがった人生が大事なのかなあ

「とんがった」というと、周りに流されない、とかそういう迎合しない突出したなにかの特別さをイメージするけど。人生においてそういうとんがった部分が必要かどうかはちょっとわからない。自分がすき、と思えることに指先一つ掛けて生活できれば嬉しいな、とも思うが、「周りに不機嫌な人がいない」という事だけでも良いものなのかもしれない。

 

少し自分の人生を振り返ったような記事になりました。役に立つこと役に立つこと、と呪文のように唱える日々だけれど、すこしの時間つぶしになる、ということも役に立っているに入っていいかもしれない。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ぼくも「おれも、がんばろ」をやりたいな。

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面白いことを探すことが下手になったのかもしれない

ぼくはけっこー感化されやすい。直感的な人間だ。怒ってる人がいるとその感情に引き摺られてなんか疲れてしまうし、面倒なことも考えてしまう。そんな性分だからしょうがないと諦めているけど、日々現実を生きてると、「なんか元気になることって少ないなあ」と思うようになった。面白いことを探すことが下手になったのかもしれない。

そんな僕はほぼ日刊イトイ新聞がなんとなく好きだ。気が向いた時に読む「今日のダーリン」が好きだ。今日のダーリン、とは糸井重里が毎日更新している散文で、励まされたことや考えていること、そんな難しくもない文体で書いている。

力を入れて書きました!という感じがなくて(といっても書いている本人はそうでもないんだと思う)、なんとなく社会を憂いたりすることもあるけれど、基本的には前に向いている言葉が好きだ。そんな「今日のダーリン」に感化されてキーボードを叩いている。何を隠そう今日の締めの言葉は「おれも、がんばろ」と思わせてくれるものは、いいよね。だったからだ。「でもそれ、いいなあ」って思ったんだ。ストンと手元に収まった感じがしたんです。

www.1101.com

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まずは、「あ、それおれもやりたい」から始まった

振り返ってみればこのブログも「あ、それおれもやりたい」だった。「ブログ飯 」なんて本も流行ってたし、ブログは書籍化されまくっていた。でも、僕が目指していたのはそんなところではなくて、自分が楽しかったこととか、自分が始める時に悩んだこととか、そういうことを簡単にまとめて、それを参考に何か日常がひとつ楽になるような情報を提供できればいいな、目標は「商店街の喫茶店」雑誌ペラペラめくって楽しいなあと思ってくれれば、と思って始めたんだった。 

iroiroshiritai.hatenablog.com

そして結構前に10,000PVを超えました。そのときは1日に26人くらいが来てくれていて、「商店街の喫茶店」を目標にしていた僕の目標は叶ってしまいました。今では毎日100人近いひとが訪れてくれる人気店の気分を味わっています。通算ですけど、PVは68,404PVを数えています。これはとっても嬉しいことで、励みになっています。 

 

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子育てってどう記事にしたらいいのかな

正直ちょっと悩んでました。どちらかっていうと趣味のブログだったし、イクメンアピールとかしたくなかったし、アドバイスできるほど経験もない。だけど、そういうパパだったり、プレパパもいるのかもしれない。だからそういう人に向かってオススメのものだったり、サービスだったりを紹介してもいいんだと思った(正直オススメのものから始めたいと思ってる)。思い出し思い出しそういう記事も書いていこうと思ったんです。「おれも、がんばろ」と思ってもらえるような記事書きたい!

 

オチもなくて申し訳ないんですが、最後まで読んでくれてありがとうございます。そんなわけで、これからも画廊のとなりをよろしくお願いします。

今週のお題:「私の癒やし」を書いてみよう

日々癒されることはあれど、それを記録したり、人に勧めたりすることはあまりないな、と思ったので書いてみることにしました。

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今日は台風なので、雨の日仕様です。本当は見たいPrimeビデオでもポテチと一緒に消化したいのですが、それではもはや作業だし、子どもと一緒にみるのは大変なので、ゆったりした音楽を聞きながら貼り絵や積み木をしたりして遊んでいます(奥さんが)。

www.youtube.com

僕の雨の日の癒やし

やっぱりコーヒーはいいですよね。ドリップでもエスプレッソマシンでもなんだったらインスタントでもいいんですが、朝コーヒーがゆったり飲める喜びは代え難いものがありますね。そんな朝コーヒージャンキーの僕は、コーヒーの香りは美味しさの8割を占めてるんじゃないかと思っています。

好奇心旺盛な子どものことを考えるとこわくなって使えてない器具ですが、みなさんもきっとちょっとは憧れる「マキネッタ」という道具を紹介したいと思います。これは正直おすすめとまでは言えない道具で、毎日エスプレッソを飲みたいという人にはいいかなあ、と思いながらのご紹介です。

ZARINA (ザリーナ) エスプレッソメーカー 3cup用 グレー RZ-3GL

ZARINA (ザリーナ) エスプレッソメーカー 3cup用 グレー RZ-3GL

 

マキネッタは構造上フィルターを通さないので、コーヒー豆の油分が損なわれません。良くも悪くもそのままの味が楽しめます 。あと、3杯用は3杯分でしか抽出ができない融通の効かなさや、一回入れるとバスケットを水洗いしなければいけない手間も昔ながらの道具らしくて僕は好きですが、その日の気分に応じて柔軟に量を変えたい人にはストレスになるかもしれません。

でも、この器具、洗うのに洗剤は使わないで!といううなぎのタレ的な器具でもあり、育てる楽しみがある道具というのは素敵だなあ、と思って気になる人がいれば使ってみてほしいですね。ちなみに、普通のカップには3杯分がおすすめです。このサイズならかさばらないのでキャンプでも活躍してくれると思います。お友達や奥さんと楽しく飲むなら3カップより大きいサイズがおすすめですね。

気軽にコーヒーを楽しみたい人はやっぱりペーパードリップがおすすめです。 でもドリップの道具っていっぱいあってちょっと邪魔だなあ、と思ってしまってて、おすすめできるものが思い浮かびません。すみません。。 

晴れの日はみんなで癒されたい

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癒やし、とは少し違うかもしれませんが、最近燻製機を買って楽しんでいます。いくらもするような立派な物ではないのですが、折りたためて、自転車に積んでバーベキュー場のあるところに行って、陰干しがてらテントを立てて、少し離れたところでもくもくと卵や漬け物(たくあん)、市販のソーセージやなんかを簡単に燻しています。

燻製が出来上がるまでは休憩したり、フリスビーしたり、本を読んだりしています。

ソト(SOTO) いぶし処 スモークスターターキット ST-124SK

ソト(SOTO) いぶし処 スモークスターターキット ST-124SK

 

できたものを食べてニコニコしてくれたり、うまくできていなくても笑っちゃったりするのでオールオッケー。 楽しい休日のレジャーついでに夕飯の仕込みになったりするのでオススメです。

最後まで読んでくれてありがとうございます。画廊のとなりの書く今週のお題、「私の癒やし」でした。

自転車通勤を9年続けている僕がオススメのアイテムを3つ紹介する!

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自転車通勤をするならこれがあったほうが良い、むしろこれさえあればほとんど困ることはないだろう。というアイテムを3つ紹介したい。世の中の自転車ツーキニストが幸せになってくれればとっても嬉しい。

通勤自転車には必須?WALDのフロントバスケット

https://www.instagram.com/p/BQJVsNOhVEm/

奥さんにBMXを改造したお買い物チャリを進呈。シングルスピードだけどけっこう走るし、意外とのぼれる。#nogearsnoproblem #wald #wethepeoplebmx #wtbpurev #bluelug

もはやカゴのなかった時には戻れない!(本音)帰りのスーパーでのちょっとした買い物や真夏の背中の不快感への特効薬と言っていいのがフロントバスケットです。

おそらくつけられない自転車はないだろうという守備範囲の広さは後付けのバスケットとしては最高の物だと思います。MADE IN U.S.A.な無骨さもマル。

僕がつけたのは139という大きめサイズでしたが、駐輪場では引っかかって出しにくいことがけっこーあったので、これから買われる方には一回り小さい137サイズをオススメします。

WALD 137 バスケット BK(ブラック) *NEW

WALD 137 バスケット BK(ブラック) *NEW

 

 便利な自転車通勤ライフの入り口はここからです!ぜひお試しいただきたいバスケットです。

雨対策にはレインポンチョで決まり!

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 雨の日に自転車通勤と言うと「勇気あるねー」とか「挑戦者ですねー」とか「すごいですね(信じられない)ー」と言われることが多い。自転車ツーキニストの皆さんも「雨の日は歩きます」という人も多いだろう。

でも、ポンチョがあればいつも通りの時間に家を出ることもできるし、靴の中に水が浸みてくることも、足元がビチョビチョってことにもほとんどならないので、ごくごく自然に自転車通勤を選択している。おかげでオフィスについた時も快適そのもの、革靴についた水滴をすっと拭うだけでいいので超オススメです!

 ※こういうこと書くとポンチョならなんでもいいって思ってアウトドアブランドの物を買う人がいるかもしれないけど、あれは基本歩いたり、ビバークするための物なので自転車通勤に使う時ははっきりと用途をわけて、ハンドルをすっぽり覆えて、ばたつき防止のストラップとかスナップボタンがついてる物がオススメです。あんまりないとは思いますが、タイヤに巻き込んじゃうと危ないですし、ストレス軽減のためのチャリ通でイライラしちゃいますしね。

UVカット つば広サンバイザー ブラック

UVカット つば広サンバイザー ブラック

 

※ちなみにUVカット つば広サンバイザー ブラックがあればメガネの方も視界を確保できて幸せになれます。ハイパーダサいけど、雨天時の通勤でも顔が濡れたりしないし、めちゃくちゃ快適です! 

ポンチョにサンバイザー、ダサいかもしれないけど雨の日だし、みんな足元しか見てないし、サンバイザーはポンチョの袋に入っちゃうし、歩くより意外と足元は濡れなかったりするので意外と病みつきになる快適さもお試しいただきたいですね。
iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

 汚したくないズボンの裾を守るには月並みだけどアンクルバンド

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アレですねー、まあー僕くらい紳士になりますと?靴はピカピカスーツはパリッとプレスされてまして、裾が汚れるのはちょっとジェントル的にはスマートじゃないですか。そんなわけでアンクルバンドを毎日使っています。

 最初はちょっと面倒かもしれないけど、裾が綺麗だとやっぱり気持ちがいいものです。反射材のついてるものもあるので、保安部品としてもオススメです。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。自転車は日々の通勤ストレスを軽くしてくれる乗り物です。どうせなら雨の日も快適に乗ってみてほしいなーと思って書いてみました。

「LIFE <ライフ>人間が知らない生き方」を読んでみての感想とかいろいろ

好きなブログのなかに「LITERALLY」さんがあります。その方と仲間が運営しているウェブメディア「サルワカ」を定期的にチェックしています。

saruwakakun.com

先週、そのサルワカの記事の中で紹介されていた「LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方」という本を近所の図書館で予約して読みました。紹介文から面白そう!とワクワクしていたのですが、マンガ+解説+おまけページという構成で語られていく動物たちの意外な一面と日々の暮らしを見比べていくと見えてくる不思議な感じが病みつきになり、一気に読んでしまいました。

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

 

退屈になりがちな雨の休日に動物たちの意外な一面を見ることができてほっと一息つけました。気になる本を探しておくと休日の「今日、なにしよう?」っていう時間に意外な発見ができていいかもと思った休日でした。

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すっきりした休日の過ごし方も大事ですけど、すっきりした気分には整理整頓も良いですよ。必要なものは揃っているのにごちゃっとしない。そんなお部屋の参考になります。

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