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ママチャリは通勤・通学に向かない!10年間自転車通勤している僕が説明する!

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ママチャリが通勤通学に向いているか?

結論から言えば、ママチャリ(軽快車)は通勤通学には向かないというのが僕の持論です。価格は安く、購入しやすいけど、毎日乗るにはデメリットが3つあります。

通勤通学に向かない3つのデメリット

  1. 重い
  2. ブレーキが効きにくい
  3. パンクしやすい
・重い

ママチャリの平均重量は18~20kgとかなり重たくて、ぼくが通勤通学にオススメするスポーツバイクの平均重量9kgからどんなに重くても12kg、変速機器のギア枚数はママチャリが3枚、エントリーモデルのスポーツバイクは最低2×8の16速、坂道の登り易さや漕ぎ出しの軽さは比べ物になりません。
実はこの重い、というデメリットは全てのデメリットに繋がります。

・スピードが出ないし、ブレーキも効きにくい

装着されているブレーキが言ってはあれだけど、非常にチープで、お世辞にもいいブレーキとは言えない。それに加えて非常に重たい車重が影響して制動に影響します。

 

・パンクしやすい(空気抜けやすい)

ママチャリの車体重量はスポーツバイクのほぼ倍、にも関わらずその車体を支える空気の量は圧倒的に少ないのです。

なぜか?というと、バルブの形式が影響します。一般にママチャリのバルブは英式と言われる安価かつ頑丈なものですが、スポーツサイクルに使われる仏式のバルブに比べると3分の1程度の低圧なのです。
わかりやすく言えば、車体を支える空気が少なく、車体も重いということです。

車体が重い
→空気が抜けるのが早い
→抵抗が増えるので進みにくくなる&段差でリム打ち(ホイールがぶつかってチューブを傷つけ)しやすくなる
→パンクのリスクが上がる
→空気を頻繁に入れてあげなきゃいけない
となるわけです。

重いと進まないし(遅い)、パンクもしやすいし(遅延リスク高い)、空気を頻繁に入れなきゃいけない(手間がかかる)、となると、そんなもん通勤で乗るメリットないだろうと言いたくなるわけです。

だって通勤に求められるのは早いこと、安定していること(遅延リスクが低い)、手間がかからないこと、な訳ですから。

ママチャリにはメリットもたくさんある

・安い(爆安!)

・カゴがある

・荷台も付いている(あんまりつかわないけど)

・泥除けも付いている

低コストかつ全天候対応の日常車それがママチャリの正体ですから、正直コスパだけで言ったら最強でしょう。
安く、汎用性の高いママチャリを長く乗り続ければいいと思いますが…

残念なことにママチャリを長く、大事に使う習慣、むしろ文化がない

道頓堀には200台のママチャリが沈んでいたこともあるそうで、安い自転車を消耗品のように使い捨てる習慣がなくなり、(欧米ではわりと当たり前ですが)長く大事に使い続ける習慣が少しでも根付いていくことが自転車の世界においても重要だと思っているので、自分で気に入って、自分で作って、自分でメンテナンスして使っていくという流れが、文化が育って、定着してほしいと思っています。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
乗り捨ててもいい足としてだけでなく、自分を表現する道具として自転車を考えてみてはどうでしょう?

 

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参考リンク

www.grins-bikes.com