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セルフレームが白っぽく曇った!これだけあればキレイに磨ける!その理由!

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すこし前のエントリーにも書きましたが、僕には愛用のメガネがあります。オリバーゴールドスミスのCONSUL-Sです。とっても気に入って使っていますが、奮発して買ったわけではなく、友だちが勢いで買って失敗したものを格安で引き取ったもので、あとで正価を知って目玉が飛び出ました。材質はセルロイドでできています。

 

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↑この記事でも書いたけどかなりのお気に入りメガネです。
しかし、セルロイドアセテートなどのプラスチック系フレームのメガネを長期間使用していると、メガネフレームの表面に白っぽい汚れ(くすみ?曇り?)が浮き出てくることがあります。
しかも、一度浮き出てしまうと大抵メガネ拭き(クロス)では落ちません。それが長年愛用するための壁でもあったわけですが、セルロイドアセテートは綺麗に磨くことができれば輝きを取り戻すこともできる素材です。とすれば、当然こう思います。

 お気に入りのフレームをずっと使いたい! 

メガネは矯正器具であると同時に、一番見られるファッションアイテムでもあります。せっかく気に入っているなら、できればピカピカにしておきたいものです。でも、長く使っていれば傷や汚れはなおさら気になってきます。

では、傷や汚れの原因は? 

白っぽい汚れやくすみの原因は"アブラ"

 実は、メガネには微細な傷が無数にあります。その小さな傷に皮脂や汗、整髪料が入り込むことで、劣化し、クロスで取れない"曇り"が生まれます。
(※ほとんどは皮脂や整髪料の付着が原因で、2・3年使っているだけならすぐに落ちます)

一番の対策はメガネをつるつるの状態で維持し、毎日フレームについたアブラを取ってあげることであることがわかります。

では「今白くなってるセルフレームはどうする?」

最終的にはフレーム磨き、もしくは研磨が一番の対処法です。 
しかし通常、メガネ屋さんのサービスにはフレーム磨きのサービスがないことがほとんどで、自力で解決する必要があります。
ネットで調べるとバフがけ(※「羽布」って書くんですって!発見!)しているプロっぽい方からホームセンターで買えるコンパウンド剤で磨いているDO IT YOURSELFな方(コンパウンドをオススメしない理由もブログにしたので、もしよかったら読んでください。 )までいます。
そんな素人判断ではフレームへの影響が心配だ、という方にはちょっと値は張りますが、DJUAL (デュアル) セルロイド&アセテート ポリッシングクリーム をオススメします。 

 

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DJUAL (デュアル) セルロイドアセテート ポリッシングクリーム 

ちなみにDJUALは韓国出身の方が日本で立ち上げたアイウェアブランドです。ポリッシュクリームなので基本的には研磨剤。ロングライフデザインが叫ばれて久しいですが、昔からあるセルフレームユーザーの悩みに寄り添った新しい視点の商品です。 

 

 

 しかし、この商品。出番の割には高いんです
メガネフレーム専用の研磨剤なんてそうそう頻繁に使うものでもないですし、しかもセルフレームセルロイド)専用。ちょっと勿体無い気持ちになります。
だから似たような特性のものを探してみたら家にもあって、実際使ってみたら良かったので、さっきの専用商品が「うーん、高いなあ」という人にはこちらをお勧めしてこの記事を終わりにしたいと思います。

メガネフレームの汚れ落としには"ピカール"をオススメする!

 

このピカール、研磨剤としては仕上げに使われる番手ほどの細かさなので、削る能力としてはさほど高くありません、いわば仕上げ磨き用のポリッシャーです。
そのため、そこそこ汚れが目立つようになっている場合、磨く時にかなり根気よく磨きをかけてあげる必要があります。

メガネのくすみをとるためだけに下処理用の紙やすり、慣らしのコンパウンド、仕上げのコンパウンドの3点を購入しなくても良い、というのはなかなかメリットです。余談ですが、ピカールの成分の1割程度は灯油なので、脱脂にも向いています。
でも繰り返すようですが、アイウェア専用ではないので、 不安な人はDJUAL (デュアル) セルロイド&アセテート ポリッシングクリーム を買ってくださいね。

 

ピカール」は日本磨料工業株式会社が製造・販売している乳液状の金属磨き。
その性能と汎用性の高さから工業高校等ではピカール=磨くことと同義となっているほどのモンスター商品で、すでに乳液状の研磨剤といったらコレ、という不動の地位を築いているブランド力も信頼できます。
ちなみに日本磨料工業のURLもピカールです(www.pikal.co.jp)。

クリーム状の見た目をしており、乾いた布に適量取り、表面をひたすら磨きます。
磨きます…磨きます…磨きます…!

すると光沢を失ったフレームが輝きを取りもどし、鏡のような外見を取り戻しました!…というビフォーアフター的体験をしたので超オススメです。(雨ざらしにしていた自転車やドアノブもピカピカにできる汎用性の高さもオススメする理由の一つです。)

注意!ゆがむかもしれないので、分解してから磨きましょう!

言い忘れましたが、磨くときはそれなりに力がかかりますので、力がかかったときに歪まないようにメガネの蝶番は外し、パーツごとに磨くようにしましょう。
精密ドライバーを使うと簡単にメガネを分解できますし、蝶番についていた汚れも落とせて一石二鳥です。

 iMac(late 2009モデル)のHDDをSSDに換装したときにつかった精密ドライバーですが、この価格で豊富なビットが揃って、ケース付きなのでなくしません。
星型のビットもあり、ほとんどのネジに対応することができました。
扇風機のリモコンが壊れたときの分解・修理やエスプレッソマシンの分解・清掃にも活躍しました。オススメです。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。
こうやって時間をかけて手入れするって、ものを大事にしている感じがしていいよね。 

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