いろいろ知りたい!

知りたいこと、知っておどろいたこと、知ってることをいろいろまとめたり、メモしたり、紹介したりするブログです。

不安になるようなことを考えないメリットってなんだろう?

f:id:minisorari:20170923050551j:plain

余裕がない日常は嫌いだ。いつも心配が絶えないってことと似ているから。不安とか、心配に慣れてしまうと、前に進めなくなってしまう感じがいやです。

起こるかどうかわからない心配の種

僕たちは不安になることが多い世の中に生きています。AIに仕事を取られちゃうかもしれないし、事故で怪我して仕事ができなくなっちゃうかもしれないし、もしかしたら病気で死んじゃうかもしれないし、住宅ローンを返せなくなっちゃうかもしれないし、老後の備えが足りなくなって路頭に迷うことになるかもしれない。でも不安の基本セットは人間関係・お金・仕事の3要素です。みんなたいていは国の借金とか政情不安のニュースを見ながらそんなことを考えるんじゃないかな。そしてそのうち、その不安の正体は、よくわからないことなんだ、と気づいて忘れていく。

これから起こるかどうかわからない。そういった心配のたねが自分を不安にさせているこれは結構重要な気づきだと思います。

自己啓発本の仕組み

不安のたね(起こるかどうかよくわからないこと)について考えていると柔軟ポジティブチャレンジ系自己啓発本の仕組みが見えてくる。

まず不安(悩み)の正体を論理的に解説して、意外とわかるとこわくないんだよ、という雰囲気をつくる。起こるかどうかわからないこと考えてうじうじするんじゃなくて、その瞬間の日々(リスク)に集中しよう!楽しもう!そのためにはこの"起こるかどうかわかんないこと"一旦おいておこう!という落とし所に持っていく。だって起こるかどうかわからないんだから。

不安はパフォーマンスを落とす 

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

 

 でも、意外とそういう自己啓発本って的外れでも無責任でもない。不安はパフォーマンスを落とすから、パフォーマンスを下げて日常を過ごしていると、イライラしたりしていろいろなことがおろそかになる(ケアレスミスとかね)。不安や悩みは目の前の仕事に集中するリソースを奪うからそういう意味では目の前の仕事に集中するために未来のことは置いとけよという考えを逃げと捉えるのは危険かもしれないです。

目の前のことに集中すると毎日は早い 

先延ばしは1冊のノートでなくなる

先延ばしは1冊のノートでなくなる

 

 あれにも対処しないと、これにも対処しないと、そうこう考えていて仕事が手につかない。逆に、目の前のことに集中することに専念すると毎日は早いし、やり残した仕事で休日すっきりしないってこともなくなる。小さな仕事でも片付けておくと、小さな達成感が頭をすっきりさせてくれますし、自信になります。

何より、対処すべき時に集中する時間が取れる(「あれ終わらせとけば、これだけに集中できたのになあ」がなくなるってこと)はかなり大きいと思うのです。

仕事を片っ端から片付けた先にあるのは時間の確保 

人生の持ち時間

人生の持ち時間

 

 しょうもない話をしますが、だいたい日本人の平均寿命は80歳と考えると29,200日、3万日程度しか僕たちの持ち時間はないのです。不安な思いをしながら過ごすのも1時間だし、仕事を片っ端から片付けるのも1時間。なら残業時間を減らせる後者になりたいと思います。

だって週休2日制の月間20日勤務とすると毎日1H残業で月20時間自分の時間を失うことになります。「え、オレ40H残業してるわ」って?それやばいですよね。一月で2日相当の時間を仕事に取られてるってことになります。あれ?週休2日…?

ちなみに30すぎた僕はもう人生の3分の1を消費したことになります。

あれ?あとの35年間家買ってローン返しておしまいかな?って考えると、言いようもない虚しさを感じます。家買ってもしょうもないような気がするんですよ。子供に相続させようにも相続税はバカみたいに高いし、なんだか奪われるために買うようで…バカらしくて嫌になりますね。(家はいらないとは言ってない)

 

さて、今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

仕事に関わらない自分の時間を大事にして、大切なことのために時間を確保できるようにしたいですね。

電気の力が必要なものが多すぎないか?

f:id:minisorari:20170920062436j:plain

最近思うのは「そんなに力使わなくなって大丈夫?」ってこと。電動アシスト自転車ってなんなのさ、じゃあ人間はどこで力を使うんだ?と思う。

電気を買って楽をしていることを意識しているか?

東日本大震災以来、電気代がぶち上がってるっていうのにお金を払ってまで楽してどうするのかな…?それに、停電したらどうするの?3.11以降起こった計画停電を僕は忘れられないし、あの日に真っ暗になった電車が忘れられない。

あれから5年以上経過しているけど、忘れてはいけないと思っているし、如何にそれまで電気に依存していたのかを思い知ったから「電動アシスト自転車買いたい!」となかなか言えない。子供が生まれて、ママチャリも電動が良いということは嫁に言われるし、楽をさせてあげたいなと思っているけど、「停電したらどうすんの?」というのが頭を掠める。

ただでさえ都市部の人間は運動不足だっていうのに楽してどうすんの?太るよ?(小声)なんてことも考えてしまう。

電動アシスト自転車のイニシャルコストは高すぎると思う

はっきり言って電動アシスト自転車は通常の自転車(ママチャリ)の7倍以上の価格設定がされていて、電池に関しては間違いなく経年劣化をしていくかなりの金食い虫だ。ずーとその電池パックを使える訳ではないし、バッテリーパックを交換すればモデルチェンジしていく本体に合わせてバッテリーパックの変更もあるだろうし、交換パーツの補給の保証がないので車体を丸ごと変えなければいけなくなる。よしんば確保されていたとしていつ製造したものかによってバッテリーの反応時間なんて簡単に変わってしまう。

ぼくは言いたいのは、電動自転車はイニシャルコストも高くて、ランニングコストも掛かって、メンテナンスもしづらい。だから僕はあまり電動自転車をおすすめしない。

電気を使わない発明がとても気になる

電気が停まったとき、普段の生活がある程度維持できないならそれは言ってみれば生活の自給率が低くて、なんだか普段安定していると思っていた生活がとても危ういものなのだと思い知らされてしまう気がする。それに、パフォーマンスが落ちるのが自分だけならいいが、それで子どもに我慢をさせるのは難しいだろうし、かわいそうだ。

でも、基本的に電気を使った発明は非常に良いものだと思っている。僕の大好きな朝のコーヒーはエスプレッソマシンを使って淹れている。電気を使って1気圧の圧力でエスプレッソを抽出する。これはもともと人が手動で圧力をかけていたものを電気で代替することで味のばらつきを抑えられることを可能にした機械だ。プロでもないのにエスプレッソマシンを使って淹れるとプロっぽい感じがするところも気に入ってる。そろそろReDesignすることが求められているのではないかと思う。

エネルギー問題は深刻だというなら石油を燃やして電気を作って、送電線通って減衰した電気をドバドバ使ってる場合ではない。使う電力は小さく、出来たら電気を使わないで済む方がいい。オフグリッドなんて極端なことは言わないけど、生活に必要なエネルギーを小さくする技術を大切にしたいな、と思う。

hypebeast.com

今日も読みにきてくれてありがとうございます。

電気は便利だけど、依存してはいけないんじゃないかな、なくなった時がこわいよな、と思っている。良い距離感で電気や家電と付き合っていきたい。備えあればだ。

 

ブログ界隈の記事の「お金率」がすごい〜ネット時代はリテラシーの重要性を見失わせるテクニカルな時代〜

f:id:minisorari:20170828183503j:plain

自己投資とか、複利って言葉が一人歩きするブログ界隈

最近、アフィリエイトブログを開設し、得たアフィリエイト収入の行き場を求めた人たち(?)と思われる方々のブログが、成功者が書いた自己啓発本よろしく「副業で得た利益は複利投資だ!さあ投資!」といった感じで自己投資はもちろん…とか書きつつかなりいい感じで投資(インデックス投信とか)を勧めていたので、ぎょっとしていた(これってかなりテクニック寄りな投資の勧めであって、中級者向けのやつでは…?という引っ張られて投資に飛び込んでいく羊を心配する意味でだ)。

www.yutorism.jp

あったまりまくったブログ界隈に先日らくからちゃさんが投稿した記事で、やっと救いの差水が挿された気がして、なんだかほっとする思いがしました。

リテラシーこそが知識

そうそう、こういうことを知っておくといいよっていうのが大人になった人がブログで訴えていくべき情報だよね、と思った次第です。共感性羞恥という言葉を最近知ったんですが、うわあって思うことがすごくいやで、投信とかいい感じに勧めている記事とか見ると(主観なんですけど)こういう記事に十分な知識もなく乗っちゃう人っているんだろうか、とか思ってなんだかそわそわする自分に気づきました(あ、ちがう?共感性羞恥ってそういうんじゃない?ならよかった。ただそわそわするだけの人です)。

--------------------------ここまで中身のない文章---------------------

リテラシーがなぜ重要なのか

リテラシーがここまで高度化した時代はなかったのではないかと思う。

リテラシー(英: literacy)とは、原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり(後述)、日本語の「識字率」と同じ意味で用いられている。

↑もともとリテラシーはこんな意味で使われていた。つまり、読み書き(ついでに算盤)だ。それに加えて最近ではいろんな分野にリテラシーという言葉が生まれてきた。メディアリテラシー、金融リテラシー(株とか為替)、マネーリテラシー、なんてものが代表例にあげられるかもしれない。

人はその重要性には以外と無頓着で、このメディア時代に大きな格差を生む原因にもなっている(「WELQ 問題」や「妊娠菌」で調べてみるとメディア時代で起こっている拡散する情報リスクについて認識できるかもしれない)。個人的にはこんなの信じる人いるの?というレベルのものまで商売になっているというのが確認できると思う。言ってみれば、こういうのに騙されないためにリテラシーは必要なのだ。

ネットはリテラシーよりテクニックの時代が来ている

僕たちは従来の社会より圧倒的に早いスピードで問題に対処するように求められるようになっている。これは社会人として多くのリテラシーを要求される時代になっていることも意味しているし、今後はもっとたくさんのリスク管理を求められることになる。

リテラシーを獲得する時間的な余裕は社会に残されていないので、インターネットではテクニック的な情報が求められ、拡散されるようになってくる。考えさせる記事より、より問題に即した解決法に人間が反射的に飛びつくようになってくるのだ。

つまり、これからも検索することで得られる情報では騙されるリスクは減らすことが難しいっていうことになる。

そんな時代に解決法はないのか?

ある。とっても簡単な解決法がある。リテラシー(読解記述力)を身につけることだ。特に文章を書く力はこれからの時代必須だ。発信者側の意図を読み解く上でも優位に働くし、論理的に破綻している文章や、ネット検索でたどり着いただけの悪文ばかりに慣れてしまうのではなく、良い文章を読んだり、良い文章を生み出せるようなリテラシーを身につける投資をすることが、騙そうとしたり、不要なものを買わせようと押し付けてくるウェブ広告などのメディアから自分を守る最大の武器になると僕は思っている。 

マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

 

 (↑オススメの本です)

今日も画廊のとなりに来てくれてありがとうございます。

空気じゃなくて、読解力を磨いていきたいと思うし、書く力を磨くことで仕事も、ブログもわかりやすくしていきたい。

ブログの海を眺めるたびに「未来に生きている」と感じている。

f:id:minisorari:20170819115251j:plain

ブログ界隈はアフィリエイト収入をどう投資していくか、どうやって自分の収入を効率よく消費していくかで賑わっている。おかげで色々な知恵を知ることが増えた。資産運用的なことも知りたいし、確かにこういうことできたら楽しいな、といった発見があるのも嬉しい。ブログをやってないとそこまで興味を持たなかったことが目の前に広がっているのは嬉しいことだ。

未来に生きている感覚

ちょっと話は逸れるけど、10年前に思い描いていたネットのすごいところを実際目の当たりにできているのは歴史の証人ぽくて「これはちょっとすごいことだぞ」と思っている。

通信にはいろいろなブレークスルーが起きた。ユビキタスコンピューティングなんて言っていたが、時代はAppleのそれによってモバイルコンピューティングに舵を切った。それもそうだ、座った瞬間に目の前の端末が自分のPCと遜色ないものになる公共端末なんてハードルが高すぎるし、セキュリティ的にもかなり怪しい。

ジョブズは現実的な提案をしたし、それによってアプリケーション開発の革命は確実に起きた。PC向けのアプリケーション開発よりスマートフォン向けの開発の方が有力だし、開発コストも下がって個人でアプリ開発もできるようになった。

僕の兄の時代はノートパソコンなんて20〜30万円もする高級品だったが、今では10万円以下で買えてしまう。みんなが持ってて当たり前の物になった。SNSでは自分の個人ページを持って写真をアップしたり、ブログを持って情報発信したりと、情報を発信する為のコストが格段に下がって、うまくすれば自分のお店の宣伝なんか自分でHPを立ち上げられるような時代になった。

僕が中学生の時なんかはもう本当に一握りの人ができていたようなこと(HPやBBSの立ち上げ)が当たり前になっている。それはまさに「未来に生きている」と言ってもいいと思う。

ハードルが上がっている気がする

みんな持っているのが当たり前ってことは陳腐化しているってことだ。でも、僕の時代のようにPCを自作する人は減ったし、減ったことによって検索結果に出てくるのは古い情報が大半になり、自作すること自体のハードルが上がった(新しい情報は作り続けている人の更新した物だったりするのでハイレベルになっている)気がしている。

「いや、ここまでガチじゃなくていいんだけど…」っていう情報に溢れているように思う(ただキーボートを叩くだけでガチな人たちの発信している情報にありつけるこのブレークスルーのありがたいこと…!)。

本当に知りたいことはネットにはない

ネットに転がっているのはエッセンスだと思う。「自分で何かしたい!」というイメージに近い情報を拾って、もしかしてこうなるのかもしれない、という仮説を立てながら行動していくことそのものに「自分はいま、生き生きしている」という感覚がある。

ネットを足がかりに色々とやりたい事を広げていく、そういう使い方がいいのだと思っている。いま僕が生きている未来はとても愉快だ。

ネットで探せば色々なやり方に触れられ、自分ならこうやる、といった事に簡単に手がとどく、登山ルートの記録のように自分はこうやった、という記録をブログで公開していけたらいいな、と思っている。

 

 こんな記事もあります

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

 

メガネ人口の脅威!自転車メインで書いてきた「画廊のとなり」検索流入トップの記事はメガネ系!

 確かに僕はメガネをかけています。かけていますが、ブログにはなんとなく自転車を中心にしてきたのです。ですが、健闘むなしくメガネ人口の前に検索流入トップの記事はこの記事に入れ替わってしまいました。

iroiroshiritai.hatenablog.com

それだけセルフレームの曇りは皆さん悩んでいたのか、という気づきもあったり、↑この記事で解決できてたらいいな、という思いもあります。 でも…そんなに気合を入れて書いたわけでもないのにケッコー気合を入れて書いたあれやこれやそれの記事は箸にも棒にもかからず、ちょっと悔しいです。 

 

自転車を乗る人には知っていてほしいウィンドストッパーについて紹介しました。

iroiroshiritai.hatenablog.com

消耗品だと思っていた靴下業界に青天の霹靂!永久保証の靴下ブランド、ダーン・タフを紹介しました。ほんとうにオススメ。

iroiroshiritai.hatenablog.com

こういう議論はまた最近されていますね、正直消費は減らないと思うんです。その理由も書いてありますので、ご一読いただければ嬉しいです。

iroiroshiritai.hatenablog.com

山をやるなら気合の入った靴選びをしましょう。値段は張っても疲れ方が全然違います!

iroiroshiritai.hatenablog.com

ミニマリストの始まり的な記事を書いた記事です。へー、と思うことが書いてあるかもしれませんよ。

iroiroshiritai.hatenablog.com

近所の図書館で見つけたビジネス新書のレビューです。「方針」によって救われるビジネスマンの悩みにちょっとだけ触れています。

iroiroshiritai.hatenablog.com

  

↑そんな記事たち、それなりに気合を入れて書いた記事なので、読み応えは悪くないと思います。が…ニッチなのかなあ。でもミニマリスト系の記事は僕的には言い線行ったと思うんですよ。一度ご覧下さい、ついでにはてなスターなんかすると画面の向こうで僕が小躍りします。

 

今日も画廊のとなりに来てくれてありがとうございます。

記事に対する思い入れより、ユーザー関心の高い話題がアクセスあっぷにいいのはわかってはいるつもりなんだけれど、なかなかバランスが難しい。

ママチャリは通勤・通学に向かない!10年間自転車通勤している僕が説明する!

f:id:minisorari:20170813223659j:plain

ママチャリが通勤通学に向いているか?

結論から言えば、ママチャリ(軽快車)は通勤通学には向かないというのが僕の持論です。価格は安く、購入しやすいけど、毎日乗るにはデメリットが3つあります。

通勤通学に向かない3つのデメリット

  1. 重い
  2. ブレーキが効きにくい
  3. パンクしやすい
・重い

ママチャリの平均重量は18~20kgとかなり重たくて、ぼくが通勤通学にオススメするスポーツバイクの平均重量9kgからどんなに重くても12kg、変速機器のギア枚数はママチャリが3枚、エントリーモデルのスポーツバイクは最低2×8の16速、坂道の登り易さや漕ぎ出しの軽さは比べ物になりません。
実はこの重い、というデメリットは全てのデメリットに繋がります。

・スピードが出ないし、ブレーキも効きにくい

装着されているブレーキが言ってはあれだけど、非常にチープで、お世辞にもいいブレーキとは言えない。それに加えて非常に重たい車重が影響して制動に影響します。

 

・パンクしやすい(空気抜けやすい)

ママチャリの車体重量はスポーツバイクのほぼ倍、にも関わらずその車体を支える空気の量は圧倒的に少ないのです。

なぜか?というと、バルブの形式が影響します。一般にママチャリのバルブは英式と言われる安価かつ頑丈なものですが、スポーツサイクルに使われる仏式のバルブに比べると3分の1程度の低圧なのです。
わかりやすく言えば、車体を支える空気が少なく、車体も重いということです。

車体が重い
→空気が抜けるのが早い
→抵抗が増えるので進みにくくなる&段差でリム打ち(ホイールがぶつかってチューブを傷つけ)しやすくなる
→パンクのリスクが上がる
→空気を頻繁に入れてあげなきゃいけない
となるわけです。

重いと進まないし(遅い)、パンクもしやすいし(遅延リスク高い)、空気を頻繁に入れなきゃいけない(手間がかかる)、となると、そんなもん通勤で乗るメリットないだろうと言いたくなるわけです。

だって通勤に求められるのは早いこと、安定していること(遅延リスクが低い)、手間がかからないこと、な訳ですから。

ママチャリにはメリットもたくさんある

・安い(爆安!)

・カゴがある

・荷台も付いている(あんまりつかわないけど)

・泥除けも付いている

低コストかつ全天候対応の日常車それがママチャリの正体ですから、正直コスパだけで言ったら最強でしょう。
安く、汎用性の高いママチャリを長く乗り続ければいいと思いますが…

残念なことにママチャリを長く、大事に使う習慣、むしろ文化がない

道頓堀には200台のママチャリが沈んでいたこともあるそうで、安い自転車を消耗品のように使い捨てる習慣がなくなり、(欧米ではわりと当たり前ですが)長く大事に使い続ける習慣が少しでも根付いていくことが自転車の世界においても重要だと思っているので、自分で気に入って、自分で作って、自分でメンテナンスして使っていくという流れが、文化が育って、定着してほしいと思っています。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
乗り捨ててもいい足としてだけでなく、自分を表現する道具として自転車を考えてみてはどうでしょう?

 

こんな記事もあります

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

参考リンク

www.grins-bikes.com

副業は悪か?(副業をテーマに振り返る画廊のとなりの記事3つ)

f:id:minisorari:20170802005143j:plain

副業は悪なのか?疑問に思ったので、副業についてちょっと考えてみました。 

iroiroshiritai.hatenablog.com

個人的には副業はアリ

「アリもナシもあるか、職業選択の自由は憲法に認められている」と言われればその通りなのだけど、「ナシだな」と思うケースもある。

「サラリーマンなのに仕事しないで帰る問題」だ。まあ、感情的に許せないってだけで、自分もできる人ではないので「お前が言うな」と言われないように仕事するまでで、「そういうスタンスの人なんだな」で最終的には落ち着く。

結局、職業選択の自由が認められていて、利益相反とかそういうヤバいことをしてなければ収入なんて超一級の個人情報に首を突っ込んでくる人事もそうはいない(リストラ材料探し以外は)っぽい。

www.yutorism.jp

でもなんか悪いことしてるような気がするのはなんでなんだぜ?

ずばり「慣例的に副業を禁止しているから」これに尽きるように思うのです。あ、ちなみにこの記事は終身雇用なんてとっくの昔に崩壊してるんだから、これからの時代会社への依存度は下げていったほうがいいんじゃないの?っていうか過剰に介入しすぎてるでしょ!という示唆を与えてくれる記事ですが、正直なところ労務管理上の問題(過労死とか)が出てこなければ根本的には問題がないように思えますね。fukupon.jp

というか、失業リスクに組織は抜本的な対策を持っておらず、基本的には組織を維持するために労働条件(給与規則の改定等)は悪くなっていくのが基本仕様なので、リスク管理的な視点では副業禁止は合理性に欠けるし、給与減らすなら副業or資産運用するわって極めて合理的な思考だと思う。

正直なところ、残業でないよ!ってなってもそっちのほう頑張れば良いから収入減に関して言えば最低限のストレスで済ませられそうだし、精神的にも安定できそうだもんね。

(僕の場合)副業とは言えないが、ブログは良いぞ

 場合によってはお金を産むこともあるらしいし、正直はてなスターを連打してもらった時の嬉しさは筆舌に尽くしがたいものがある。

iroiroshiritai.hatenablog.com

 僕はアマゾンアソシエイトが主なASP (アフィリエイトサービスプロバイダ)なのですがクーポンをげっとできたときはやっぱり嬉しいものです。うちのちびっこの日用品とかに使えますからね。 

iroiroshiritai.hatenablog.com

あ、そのあたりはこの辺の記事で触れたことがありましたね。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

久しぶりの投稿だったので、過去記事をただただ貼り付けたような記事になってしまいましたが、今度は組んでいるクロスバイクの紹介ができればなあと思いながら記事を終わりにしたいと思います。

実は、シクロクロスバイクを組もうとしています。

f:id:minisorari:20170625114016j:plain

前々から思っていたのですが、僕は自転車が大好きですが、大好きがゆえにいろいろな人が使わなくなった自転車をくれたりして。とっても嬉しくて、レストアしながらその自転車を3年、4年、5年と乗っていましたが、気づいてしまったのです。

自分の好きな自転車には乗ったことがない

なんじゃいそりゃ、と我ながら思いますが、自分が好きなのはこれじゃない。こういうのだ!と突然思いついたのです。ジャンルとしてはシクロクロス(たぶんね、グラベルロードかもしれないけど…)。このカスタムがかなり理想に近い(完成車カラーなのもポイント高い)。

bluelug.com

そんなわけでサーリーのクロスチェックのフレームセットに自分の持ってるロードのコンポーネントを移植する予定です。ハンドルはマウンテンドロップにして、生まれたクリアランスを利用してWALD 137 も載せる予定です。コミューター(通勤車)としても使いたいですからね。

そんなわけで載せ換えられない細々したパーツ(ヘッドセットとかブレーキ)をちまちま買い集めています。我ながら奮発したパーツがあります。一生ものの代名詞、クリスキング!

https://www.instagram.com/p/BUsIMnjF7sz/

ふつくしい…#chrisking #chriskingheadset #nothreadset

それと安心の制動力、MTBコンポーネントの大家SRAMのavid shorty ultimateを買ってしまいました。このブログに出てくるブレーキがそれ。

bluelug.com

どちらもメルカリで相場の半額くらいで購入しました。うれしかったです。そんなわけで、今から完成が楽しみです。頑張っちゃうぞー。

安くて良いものより、高いからこそむしろ資産という考え方!

f:id:minisorari:20170616224608j:plain

 はい、幻想をぶち壊す、なんて威勢の良いことをいいましたが、安くて良いものなんてない、とかそういうことを言いたいわけではないです。

安くて良いものは探せばたくさんある

安くて良いものはもちろん存在するんだけど、それを世界の通販事情がネットでクロスするこの玉石混淆の時代、そこから掬い取ることが一番のコストだったりするのではないか、ということが言いたいだけなのです。だからあえて言います。 

dangshades.jp

しかし価格設定が高く、ブランドとして評価されているモノは大抵良いモノです。無意味なブランド力で値段が釣り上げられているモノもありますが、それもサポートが手厚かったりとメリットを享受できるものがほとんど、しかし、コスパに優れているものといわれるものはサポートはなく、壊れたら買いなおすことがほとんど。

同じものがあればよいですが、もし同じものがなかったとき、コスパがいいといわれるものを探し出して買いなおす必要があります。

 

 コストパフォーマンス(cost performance)の略語。費用対効果。支払った費用(コスト)と、それにより得られた能力(パフォーマンス)を比較したもので、低い費用で高い効果が得られれば「コスパが高い」と表現される。「費用」は金銭だけでなく時間・労力・精神的負担なども含まれ、「パフォーマンス」は、作業なら結果、工業製品なら性能、食べ物なら味、ファッションなら材質・デザイン性、人間関係なら他人から得られるものなど、様々なことに使われる。

(2015-9-11)

kotobank.jp

コスパがいいものを探すのは時間の無駄?

f:id:minisorari:20170616224614j:plain

あれこれ探して選ぶ、それが買い物の醍醐味という人もいるでしょうが、その時間は無駄になっていませんか?無駄!と言いたいわけではなく、そのために小さな決断を繰り返すことで疲れてしまいませんか?

さて、ここからは高くて良いもののメリットを3つ紹介しようと思います。

 高くて良いものはリセールバリューがある

 メルカリ、ジモティーに代表されるフリマアプリのおかげで中古のアイテムの引き取り手を探すことは簡単になりましたし、二束三文の中古品店に売るよりお得、買い手も価値を見出してくれているので、喜んでもらえるのは嬉しいことですね。

「 アレ買っておけばよかったのかなあ・・・」がない

 コスパが良いものは良くも悪くも何かの代替品です。だいたいコスパの良いものを探すシーンは一番欲しかったなにかが高くて手を出せなかったときに探すものです。

最初にコスパの良いものを買うことは否定はしませんが、満足できなくなったときに待っているのは「もうすこしお金貯めて買ってれば良かったなあ…アレ」です。

中間コストを削減できる

「もうすこしお金貯めて買ってれば良かったなあ…アレ」という気持ちが往々にして生み出すのはコスパの良いアレ(1500)→第二希望のアレ(4500)→やっぱり一番欲しかったアレ(8000)というステップアップ消費です。

でも最初から一番欲しかったアレ(8000)を購入すればコスパの良いアレ(1500)+第二希望のアレ(4500)=(6000)の中間コストが浮きます。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

初期投資はケチらない!それが最高にコスパ良いよ!ということを先輩方に言われ続けてやっと「そういうことか」と腑に落ちたことがあったのを思い出したので書いてみました。長かったなあ、気づくまで。

こんな記事もあります 

iroiroshiritai.hatenablog.comiroiroshiritai.hatenablog.com
iroiroshiritai.hatenablog.com

 

信じて行動することの難しさ


f:id:minisorari:20170426215219j:plain

 当たり前だけど、大切なことを大切にしたい

十人が十人みんなそうだと思う。「自分にとって大切なこと」を大切にできたらもうそれで上出来なのだ。でも、それはもしかすると、自分の大切な人が賛成してくれないことかもしれない。 そう思うと、急に足がすくむような気持ちになってしまう。

www.1101.com

信じて行動することの難しさはその時がくると急に現れる

それまでは、「これは自分が大切にしたいことだ。ならばふつうに自分はそうするだろう」と信じて疑わない。でも行動し続けることの難しさは突然襲いかかってくる。
例えば反対されると、反対を受けながら先へ進むことの煩わしさと、やりたいこととは関係ないことに割く時間とそれを押し退けて進み続ける労力に気が遠くなって、妥協してしまう…なんてことは誰にでも経験があると思う。

紹介したい自転車メーカー

SURLY(サーリー)「無愛想な」とか「むっつりした」という意味を持つ自転車メーカーがあります。散々「ダサい」とか、「重い」とか「洗練されていない」とスペック中心のローディーに言われながらも、タフで豊富なサイズ展開のフレームに太めのタイヤを飲み込む余裕のクリアランスでストリートやツーリングシーンを中心に人気を博し、今ではファットバイクの元祖、カスタムベースとしてずっと楽しめる懐の広さで一躍時代の寵児に登りつめたメーカーとなりました。

実はこのサーリー、

大した意味もないのに新製品を垂れ流すメーカーや、大して乗りもしないのに新製品や高級品に群がるファンを「流行に弱い無駄使い集団」と切り捨てる皮肉

と、まあ。かなり変わった一面がありますが、超超真っ当なメーカーです。

SURLY | BRANDS | モトクロスインターナショナルからちょっとサーリー節を引用してみようと思います。

 「こんちはっす。Surlyタウンにお立ち寄りいただき、本当に感謝です。初めての方にしてみればオレたちが何者なのか、何をしてるんだとか気になるところですよね。オレたちはね、シンプルに自転車に乗ることが好きな人たちなんです。

で、同じく自転車に乗るのが好きな人たちに向けて、賢くて、乗って楽しく、丈夫で、なにより手頃な価格のフレームやパーツ、ウェアを考えて作っています。見栄えのするハデな物なんて何もないのです。でも有用な物がすべて美しいようにオレたちの作る物は美しいんです。 オレたちが自転車を好きな理由は、排気ガスを出さないし(ライダーはたまにガスを出しますが)、交通渋滞を軽減し、簡単に駐輪できるし、メンテも簡単、老若男女にとって良いエクササイズになるから。そして何よりも単純に乗って楽しいからなんです。

とくに最後のひとつは本当に重要です。自転車はただの移動をより楽しい時間にしてくれます。シングルトラックを急降下するときも、仲間とビールを飲みに出かけるときも、仕事や学校にいったり、冷蔵庫を運ぶ(冗談だと思ってるでしょう?)ときも。こんなに色々できて、使うたびに楽しいモノが他にあるでしょうか? マイカー? iPod? 脱スーツなビジネスカジュアルウェアで決めてみること? シンプルな美しさ、効率、扱いやすさ、それから気が遠くなるほどの自由な感覚。

みんなが持ってる自転車ってやつは、これほど世の中に貢献する可能性があるんです。いやいや、そんなもんじゃなくて世の中を良くしますね。今この瞬間にも、確実に。なんてことをオレたちは信じてるんです。なもんで、オレたちはあなたの財布に優しくて、雨の日も、風の日も毎日楽しく、そして長く使ってもらえるモノを考えているのです。毎日自転車に乗ってる、素敵なあなたのような人に、より良い物を届けたいんです」 by Surly HQ

彼らの機能美を信じて行動し続け、ファットバイクという一ジャンルを切り開くイノベーターとなるまで続けたのは素晴らしいことだと思うのです。

でも、それは売り上げを上げるためではなく(はもちろん売り上げも大事ですが)、美しいもの、より楽しいものを作ろう、という思いを研ぎ澄ます行為の連続が成したことだと思う。それくらい「何かを作ること」という行為はもっと単純で、純粋な思いなのではないかと思う。

ただ、その思いを持ち続けることは本当に難しいと思うのです。

利益を上げ(続け)なければいけない

 

これは信念を持ち続けることに大きく影響します。
お金は必要なだけあれば良いと思いのですが、経済の世界は何が起こるかわかりません、それならば稼げるうちに…といつ功利主義に走るってもまったくおかしくはないのです。

 良いものを生みだしながらも完璧を求めないことの素晴らしさ

完璧なもの、完璧なこと、そういったものがあるとすればそれは古典です。
ある時、ある時代に一時代を作り上げた、だからこそすごいんだけど、これからを生きていこうとするなら完璧を信じて行動することの難しさがわかる。

環境、状況によってベストなものは変わってしまうから、事実、彼ら(サーリー/SURLY)は複数のモデルのモデルチェンジ、生産を終了して、常に次のステージへ進んできている。社会に出て、利益を生み出す、ということを目の当たりにするとこれを続けてくることの難しさを非常に強く感じます。

そして、そんな中で生き残ってきた彼らのフレームの価格帯は決して安くはありませんが、使われている素材の特性や、ライフスタイルが変わっても付属品を付け替えることで多様性な環境に対応するように作られていることを考えると、マスなメーカーからリリースされている軽さとトレードオフに失ったタフさに対しては決して高価なものではないということも、素晴らしいと感じます。

それはお金と同じように、ものも必要なものだけあればいいということに他なりません。それ以上は”余分”なのですから。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

オチなしヤマなし取りとめなしになってしまいました。ロングライフデザインの難しさについて考えてみたかったのですが、また違った話になってしまいました。

 

 こんな記事もあります

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com