いろいろ知りたい!

知りたいこと、知っておどろいたこと、知ってることをいろいろまとめたり、メモしたり、紹介したりするブログです。

ブログ界隈の記事の「お金率」がすごい〜ネット時代はリテラシーの重要性を見失わせるテクニカルな時代〜

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自己投資とか、複利って言葉が一人歩きするブログ界隈

最近、アフィリエイトブログを開設し、得たアフィリエイト収入の行き場を求めた人たち(?)と思われる方々のブログが、成功者が書いた自己啓発本よろしく「副業で得た利益は複利投資だ!さあ投資!」といった感じで自己投資はもちろん…とか書きつつかなりいい感じで投資(インデックス投信とか)を勧めていたので、ぎょっとしていた(これってかなりテクニック寄りな投資の勧めであって、中級者向けのやつでは…?という引っ張られて投資に飛び込んでいく羊を心配する意味でだ)。

www.yutorism.jp

あったまりまくったブログ界隈に先日らくからちゃさんが投稿した記事で、やっと救いの差水が挿された気がして、なんだかほっとする思いがしました。

リテラシーこそが知識

そうそう、こういうことを知っておくといいよっていうのが大人になった人がブログで訴えていくべき情報だよね、と思った次第です。共感性羞恥という言葉を最近知ったんですが、うわあって思うことがすごくいやで、投信とかいい感じに勧めている記事とか見ると(主観なんですけど)こういう記事に十分な知識もなく乗っちゃう人っているんだろうか、とか思ってなんだかそわそわする自分に気づきました(あ、ちがう?共感性羞恥ってそういうんじゃない?ならよかった。ただそわそわするだけの人です)。

--------------------------ここまで中身のない文章---------------------

リテラシーがなぜ重要なのか

リテラシーがここまで高度化した時代はなかったのではないかと思う。

リテラシー(英: literacy)とは、原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり(後述)、日本語の「識字率」と同じ意味で用いられている。

↑もともとリテラシーはこんな意味で使われていた。つまり、読み書き(ついでに算盤)だ。それに加えて最近ではいろんな分野にリテラシーという言葉が生まれてきた。メディアリテラシー、金融リテラシー(株とか為替)、マネーリテラシー、なんてものが代表例にあげられるかもしれない。

人はその重要性には以外と無頓着で、このメディア時代に大きな格差を生む原因にもなっている(「WELQ 問題」や「妊娠菌」で調べてみるとメディア時代で起こっている拡散する情報リスクについて認識できるかもしれない)。個人的にはこんなの信じる人いるの?というレベルのものまで商売になっているというのが確認できると思う。言ってみれば、こういうのに騙されないためにリテラシーは必要なのだ。

ネットはリテラシーよりテクニックの時代が来ている

僕たちは従来の社会より圧倒的に早いスピードで問題に対処するように求められるようになっている。これは社会人として多くのリテラシーを要求される時代になっていることも意味しているし、今後はもっとたくさんのリスク管理を求められることになる。

リテラシーを獲得する時間的な余裕は社会に残されていないので、インターネットではテクニック的な情報が求められ、拡散されるようになってくる。考えさせる記事より、より問題に即した解決法に人間が反射的に飛びつくようになってくるのだ。

つまり、これからも検索することで得られる情報では騙されるリスクは減らすことが難しいっていうことになる。

そんな時代に解決法はないのか?

ある。とっても簡単な解決法がある。リテラシー(読解記述力)を身につけることだ。特に文章を書く力はこれからの時代必須だ。発信者側の意図を読み解く上でも優位に働くし、論理的に破綻している文章や、ネット検索でたどり着いただけの悪文ばかりに慣れてしまうのではなく、良い文章を読んだり、良い文章を生み出せるようなリテラシーを身につける投資をすることが、騙そうとしたり、不要なものを買わせようと押し付けてくるウェブ広告などのメディアから自分を守る最大の武器になると僕は思っている。 

マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

 

 (↑オススメの本です)

今日も画廊のとなりに来てくれてありがとうございます。

空気じゃなくて、読解力を磨いていきたいと思うし、書く力を磨くことで仕事も、ブログもわかりやすくしていきたい。

ブログの海を眺めるたびに「未来に生きている」と感じている。

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ブログ界隈はアフィリエイト収入をどう投資していくか、どうやって自分の収入を効率よく消費していくかで賑わっている。おかげで色々な知恵を知ることが増えた。資産運用的なことも知りたいし、確かにこういうことできたら楽しいな、といった発見があるのも嬉しい。ブログをやってないとそこまで興味を持たなかったことが目の前に広がっているのは嬉しいことだ。

未来に生きている感覚

ちょっと話は逸れるけど、10年前に思い描いていたネットのすごいところを実際目の当たりにできているのは歴史の証人ぽくて「これはちょっとすごいことだぞ」と思っている。

通信にはいろいろなブレークスルーが起きた。ユビキタスコンピューティングなんて言っていたが、時代はAppleのそれによってモバイルコンピューティングに舵を切った。それもそうだ、座った瞬間に目の前の端末が自分のPCと遜色ないものになる公共端末なんてハードルが高すぎるし、セキュリティ的にもかなり怪しい。

ジョブズは現実的な提案をしたし、それによってアプリケーション開発の革命は確実に起きた。PC向けのアプリケーション開発よりスマートフォン向けの開発の方が有力だし、開発コストも下がって個人でアプリ開発もできるようになった。

僕の兄の時代はノートパソコンなんて20〜30万円もする高級品だったが、今では10万円以下で買えてしまう。みんなが持ってて当たり前の物になった。SNSでは自分の個人ページを持って写真をアップしたり、ブログを持って情報発信したりと、情報を発信する為のコストが格段に下がって、うまくすれば自分のお店の宣伝なんか自分でHPを立ち上げられるような時代になった。

僕が中学生の時なんかはもう本当に一握りの人ができていたようなこと(HPやBBSの立ち上げ)が当たり前になっている。それはまさに「未来に生きている」と言ってもいいと思う。

ハードルが上がっている気がする

みんな持っているのが当たり前ってことは陳腐化しているってことだ。でも、僕の時代のようにPCを自作する人は減ったし、減ったことによって検索結果に出てくるのは古い情報が大半になり、自作すること自体のハードルが上がった(新しい情報は作り続けている人の更新した物だったりするのでハイレベルになっている)気がしている。

「いや、ここまでガチじゃなくていいんだけど…」っていう情報に溢れているように思う(ただキーボートを叩くだけでガチな人たちの発信している情報にありつけるこのブレークスルーのありがたいこと…!)。

本当に知りたいことはネットにはない

ネットに転がっているのはエッセンスだと思う。「自分で何かしたい!」というイメージに近い情報を拾って、もしかしてこうなるのかもしれない、という仮説を立てながら行動していくことそのものに「自分はいま、生き生きしている」という感覚がある。

ネットを足がかりに色々とやりたい事を広げていく、そういう使い方がいいのだと思っている。いま僕が生きている未来はとても愉快だ。

ネットで探せば色々なやり方に触れられ、自分ならこうやる、といった事に簡単に手がとどく、登山ルートの記録のように自分はこうやった、という記録をブログで公開していけたらいいな、と思っている。

 

 こんな記事もあります

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

 

メガネ人口の脅威!自転車メインで書いてきた「画廊のとなり」検索流入トップの記事はメガネ系!

 確かに僕はメガネをかけています。かけていますが、ブログにはなんとなく自転車を中心にしてきたのです。ですが、健闘むなしくメガネ人口の前に検索流入トップの記事はこの記事に入れ替わってしまいました。

iroiroshiritai.hatenablog.com

それだけセルフレームの曇りは皆さん悩んでいたのか、という気づきもあったり、↑この記事で解決できてたらいいな、という思いもあります。 でも…そんなに気合を入れて書いたわけでもないのにケッコー気合を入れて書いたあれやこれやそれの記事は箸にも棒にもかからず、ちょっと悔しいです。 

 

自転車を乗る人には知っていてほしいウィンドストッパーについて紹介しました。

iroiroshiritai.hatenablog.com

消耗品だと思っていた靴下業界に青天の霹靂!永久保証の靴下ブランド、ダーン・タフを紹介しました。ほんとうにオススメ。

iroiroshiritai.hatenablog.com

こういう議論はまた最近されていますね、正直消費は減らないと思うんです。その理由も書いてありますので、ご一読いただければ嬉しいです。

iroiroshiritai.hatenablog.com

山をやるなら気合の入った靴選びをしましょう。値段は張っても疲れ方が全然違います!

iroiroshiritai.hatenablog.com

ミニマリストの始まり的な記事を書いた記事です。へー、と思うことが書いてあるかもしれませんよ。

iroiroshiritai.hatenablog.com

近所の図書館で見つけたビジネス新書のレビューです。「方針」によって救われるビジネスマンの悩みにちょっとだけ触れています。

iroiroshiritai.hatenablog.com

  

↑そんな記事たち、それなりに気合を入れて書いた記事なので、読み応えは悪くないと思います。が…ニッチなのかなあ。でもミニマリスト系の記事は僕的には言い線行ったと思うんですよ。一度ご覧下さい、ついでにはてなスターなんかすると画面の向こうで僕が小躍りします。

 

今日も画廊のとなりに来てくれてありがとうございます。

記事に対する思い入れより、ユーザー関心の高い話題がアクセスあっぷにいいのはわかってはいるつもりなんだけれど、なかなかバランスが難しい。

ママチャリは通勤・通学に向かない!10年間自転車通勤している僕が説明する!

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ママチャリが通勤通学に向いているか?

結論から言えば、ママチャリ(軽快車)は通勤通学には向かないというのが僕の持論です。価格は安く、購入しやすいけど、毎日乗るにはデメリットが3つあります。

通勤通学に向かない3つのデメリット

  1. 重い
  2. ブレーキが効きにくい
  3. パンクしやすい
・重い

ママチャリの平均重量は18~20kgとかなり重たくて、ぼくが通勤通学にオススメするスポーツバイクの平均重量9kgからどんなに重くても12kg、変速機器のギア枚数はママチャリが3枚、エントリーモデルのスポーツバイクは最低2×8の16速、坂道の登り易さや漕ぎ出しの軽さは比べ物になりません。
実はこの重い、というデメリットは全てのデメリットに繋がります。

・スピードが出ないし、ブレーキも効きにくい

装着されているブレーキが言ってはあれだけど、非常にチープで、お世辞にもいいブレーキとは言えない。それに加えて非常に重たい車重が影響して制動に影響します。

 

・パンクしやすい(空気抜けやすい)

ママチャリの車体重量はスポーツバイクのほぼ倍、にも関わらずその車体を支える空気の量は圧倒的に少ないのです。

なぜか?というと、バルブの形式が影響します。一般にママチャリのバルブは英式と言われる安価かつ頑丈なものですが、スポーツサイクルに使われる仏式のバルブに比べると3分の1程度の低圧なのです。
わかりやすく言えば、車体を支える空気が少なく、車体も重いということです。

車体が重い
→空気が抜けるのが早い
→抵抗が増えるので進みにくくなる&段差でリム打ち(ホイールがぶつかってチューブを傷つけ)しやすくなる
→パンクのリスクが上がる
→空気を頻繁に入れてあげなきゃいけない
となるわけです。

重いと進まないし(遅い)、パンクもしやすいし(遅延リスク高い)、空気を頻繁に入れなきゃいけない(手間がかかる)、となると、そんなもん通勤で乗るメリットないだろうと言いたくなるわけです。

だって通勤に求められるのは早いこと、安定していること(遅延リスクが低い)、手間がかからないこと、な訳ですから。

ママチャリにはメリットもたくさんある

・安い(爆安!)

・カゴがある

・荷台も付いている(あんまりつかわないけど)

・泥除けも付いている

低コストかつ全天候対応の日常車それがママチャリの正体ですから、正直コスパだけで言ったら最強でしょう。
安く、汎用性の高いママチャリを長く乗り続ければいいと思いますが…

残念なことにママチャリを長く、大事に使う習慣、むしろ文化がない

道頓堀には200台のママチャリが沈んでいたこともあるそうで、安い自転車を消耗品のように使い捨てる習慣がなくなり、(欧米ではわりと当たり前ですが)長く大事に使い続ける習慣が少しでも根付いていくことが自転車の世界においても重要だと思っているので、自分で気に入って、自分で作って、自分でメンテナンスして使っていくという流れが、文化が育って、定着してほしいと思っています。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
乗り捨ててもいい足としてだけでなく、自分を表現する道具として自転車を考えてみてはどうでしょう?

 

こんな記事もあります

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

iroiroshiritai.hatenablog.com

参考リンク

www.grins-bikes.com

副業は悪か?(副業をテーマに振り返る画廊のとなりの記事3つ)

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副業は悪なのか?疑問に思ったので、副業についてちょっと考えてみました。 

iroiroshiritai.hatenablog.com

個人的には副業はアリ

「アリもナシもあるか、職業選択の自由は憲法に認められている」と言われればその通りなのだけど、「ナシだな」と思うケースもある。

「サラリーマンなのに仕事しないで帰る問題」だ。まあ、感情的に許せないってだけで、自分もできる人ではないので「お前が言うな」と言われないように仕事するまでで、「そういうスタンスの人なんだな」で最終的には落ち着く。

結局、職業選択の自由が認められていて、利益相反とかそういうヤバいことをしてなければ収入なんて超一級の個人情報に首を突っ込んでくる人事もそうはいない(リストラ材料探し以外は)っぽい。

www.yutorism.jp

でもなんか悪いことしてるような気がするのはなんでなんだぜ?

ずばり「慣例的に副業を禁止しているから」これに尽きるように思うのです。あ、ちなみにこの記事は終身雇用なんてとっくの昔に崩壊してるんだから、これからの時代会社への依存度は下げていったほうがいいんじゃないの?っていうか過剰に介入しすぎてるでしょ!という示唆を与えてくれる記事ですが、正直なところ労務管理上の問題(過労死とか)が出てこなければ根本的には問題がないように思えますね。fukupon.jp

というか、失業リスクに組織は抜本的な対策を持っておらず、基本的には組織を維持するために労働条件(給与規則の改定等)は悪くなっていくのが基本仕様なので、リスク管理的な視点では副業禁止は合理性に欠けるし、給与減らすなら副業or資産運用するわって極めて合理的な思考だと思う。

正直なところ、残業でないよ!ってなってもそっちのほう頑張れば良いから収入減に関して言えば最低限のストレスで済ませられそうだし、精神的にも安定できそうだもんね。

(僕の場合)副業とは言えないが、ブログは良いぞ

 場合によってはお金を産むこともあるらしいし、正直はてなスターを連打してもらった時の嬉しさは筆舌に尽くしがたいものがある。

iroiroshiritai.hatenablog.com

 僕はアマゾンアソシエイトが主なASP (アフィリエイトサービスプロバイダ)なのですがクーポンをげっとできたときはやっぱり嬉しいものです。うちのちびっこの日用品とかに使えますからね。 

iroiroshiritai.hatenablog.com

あ、そのあたりはこの辺の記事で触れたことがありましたね。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

久しぶりの投稿だったので、過去記事をただただ貼り付けたような記事になってしまいましたが、今度は組んでいるクロスバイクの紹介ができればなあと思いながら記事を終わりにしたいと思います。

実は、シクロクロスバイクを組もうとしています。

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前々から思っていたのですが、僕は自転車が大好きですが、大好きがゆえにいろいろな人が使わなくなった自転車をくれたりして。とっても嬉しくて、レストアしながらその自転車を3年、4年、5年と乗っていましたが、気づいてしまったのです。

自分の好きな自転車には乗ったことがない

なんじゃいそりゃ、と我ながら思いますが、自分が好きなのはこれじゃない。こういうのだ!と突然思いついたのです。ジャンルとしてはシクロクロス(たぶんね、グラベルロードかもしれないけど…)。このカスタムがかなり理想に近い(完成車カラーなのもポイント高い)。

bluelug.com

そんなわけでサーリーのクロスチェックのフレームセットに自分の持ってるロードのコンポーネントを移植する予定です。ハンドルはマウンテンドロップにして、生まれたクリアランスを利用してWALD 137 も載せる予定です。コミューター(通勤車)としても使いたいですからね。

そんなわけで載せ換えられない細々したパーツ(ヘッドセットとかブレーキ)をちまちま買い集めています。我ながら奮発したパーツがあります。一生ものの代名詞、クリスキング!

https://www.instagram.com/p/BUsIMnjF7sz/

ふつくしい…#chrisking #chriskingheadset #nothreadset

それと安心の制動力、MTBコンポーネントの大家SRAMのavid shorty ultimateを買ってしまいました。このブログに出てくるブレーキがそれ。

bluelug.com

どちらもメルカリで相場の半額くらいで購入しました。うれしかったです。そんなわけで、今から完成が楽しみです。頑張っちゃうぞー。

安くて良いものより、高いからこそむしろ資産という考え方!

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 はい、幻想をぶち壊す、なんて威勢の良いことをいいましたが、安くて良いものなんてない、とかそういうことを言いたいわけではないです。

安くて良いものは探せばたくさんある

安くて良いものはもちろん存在するんだけど、それを世界の通販事情がネットでクロスするこの玉石混淆の時代、そこから掬い取ることが一番のコストだったりするのではないか、ということが言いたいだけなのです。だからあえて言います。 

dangshades.jp

しかし価格設定が高く、ブランドとして評価されているモノは大抵良いモノです。無意味なブランド力で値段が釣り上げられているモノもありますが、それもサポートが手厚かったりとメリットを享受できるものがほとんど、しかし、コスパに優れているものといわれるものはサポートはなく、壊れたら買いなおすことがほとんど。

同じものがあればよいですが、もし同じものがなかったとき、コスパがいいといわれるものを探し出して買いなおす必要があります。

 

 コストパフォーマンス(cost performance)の略語。費用対効果。支払った費用(コスト)と、それにより得られた能力(パフォーマンス)を比較したもので、低い費用で高い効果が得られれば「コスパが高い」と表現される。「費用」は金銭だけでなく時間・労力・精神的負担なども含まれ、「パフォーマンス」は、作業なら結果、工業製品なら性能、食べ物なら味、ファッションなら材質・デザイン性、人間関係なら他人から得られるものなど、様々なことに使われる。

(2015-9-11)

kotobank.jp

コスパがいいものを探すのは時間の無駄?

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あれこれ探して選ぶ、それが買い物の醍醐味という人もいるでしょうが、その時間は無駄になっていませんか?無駄!と言いたいわけではなく、そのために小さな決断を繰り返すことで疲れてしまいませんか?

さて、ここからは高くて良いもののメリットを3つ紹介しようと思います。

 高くて良いものはリセールバリューがある

 メルカリ、ジモティーに代表されるフリマアプリのおかげで中古のアイテムの引き取り手を探すことは簡単になりましたし、二束三文の中古品店に売るよりお得、買い手も価値を見出してくれているので、喜んでもらえるのは嬉しいことですね。

「 アレ買っておけばよかったのかなあ・・・」がない

 コスパが良いものは良くも悪くも何かの代替品です。だいたいコスパの良いものを探すシーンは一番欲しかったなにかが高くて手を出せなかったときに探すものです。

最初にコスパの良いものを買うことは否定はしませんが、満足できなくなったときに待っているのは「もうすこしお金貯めて買ってれば良かったなあ…アレ」です。

中間コストを削減できる

「もうすこしお金貯めて買ってれば良かったなあ…アレ」という気持ちが往々にして生み出すのはコスパの良いアレ(1500)→第二希望のアレ(4500)→やっぱり一番欲しかったアレ(8000)というステップアップ消費です。

でも最初から一番欲しかったアレ(8000)を購入すればコスパの良いアレ(1500)+第二希望のアレ(4500)=(6000)の中間コストが浮きます。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

初期投資はケチらない!それが最高にコスパ良いよ!ということを先輩方に言われ続けてやっと「そういうことか」と腑に落ちたことがあったのを思い出したので書いてみました。長かったなあ、気づくまで。

こんな記事もあります 

iroiroshiritai.hatenablog.comiroiroshiritai.hatenablog.com
iroiroshiritai.hatenablog.com

 

信じて行動することの難しさ


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 当たり前だけど、大切なことを大切にしたい

十人が十人みんなそうだと思う。「自分にとって大切なこと」を大切にできたらもうそれで上出来なのだ。でも、それはもしかすると、自分の大切な人が賛成してくれないことかもしれない。 そう思うと、急に足がすくむような気持ちになってしまう。

www.1101.com

信じて行動することの難しさはその時がくると急に現れる

それまでは、「これは自分が大切にしたいことだ。ならばふつうに自分はそうするだろう」と信じて疑わない。でも行動し続けることの難しさは突然襲いかかってくる。
例えば反対されると、反対を受けながら先へ進むことの煩わしさと、やりたいこととは関係ないことに割く時間とそれを押し退けて進み続ける労力に気が遠くなって、妥協してしまう…なんてことは誰にでも経験があると思う。

紹介したい自転車メーカー

SURLY(サーリー)「無愛想な」とか「むっつりした」という意味を持つ自転車メーカーがあります。散々「ダサい」とか、「重い」とか「洗練されていない」とスペック中心のローディーに言われながらも、タフで豊富なサイズ展開のフレームに太めのタイヤを飲み込む余裕のクリアランスでストリートやツーリングシーンを中心に人気を博し、今ではファットバイクの元祖、カスタムベースとしてずっと楽しめる懐の広さで一躍時代の寵児に登りつめたメーカーとなりました。

実はこのサーリー、

大した意味もないのに新製品を垂れ流すメーカーや、大して乗りもしないのに新製品や高級品に群がるファンを「流行に弱い無駄使い集団」と切り捨てる皮肉

と、まあ。かなり変わった一面がありますが、超超真っ当なメーカーです。

SURLY | BRANDS | モトクロスインターナショナルからちょっとサーリー節を引用してみようと思います。

 「こんちはっす。Surlyタウンにお立ち寄りいただき、本当に感謝です。初めての方にしてみればオレたちが何者なのか、何をしてるんだとか気になるところですよね。オレたちはね、シンプルに自転車に乗ることが好きな人たちなんです。

で、同じく自転車に乗るのが好きな人たちに向けて、賢くて、乗って楽しく、丈夫で、なにより手頃な価格のフレームやパーツ、ウェアを考えて作っています。見栄えのするハデな物なんて何もないのです。でも有用な物がすべて美しいようにオレたちの作る物は美しいんです。 オレたちが自転車を好きな理由は、排気ガスを出さないし(ライダーはたまにガスを出しますが)、交通渋滞を軽減し、簡単に駐輪できるし、メンテも簡単、老若男女にとって良いエクササイズになるから。そして何よりも単純に乗って楽しいからなんです。

とくに最後のひとつは本当に重要です。自転車はただの移動をより楽しい時間にしてくれます。シングルトラックを急降下するときも、仲間とビールを飲みに出かけるときも、仕事や学校にいったり、冷蔵庫を運ぶ(冗談だと思ってるでしょう?)ときも。こんなに色々できて、使うたびに楽しいモノが他にあるでしょうか? マイカー? iPod? 脱スーツなビジネスカジュアルウェアで決めてみること? シンプルな美しさ、効率、扱いやすさ、それから気が遠くなるほどの自由な感覚。

みんなが持ってる自転車ってやつは、これほど世の中に貢献する可能性があるんです。いやいや、そんなもんじゃなくて世の中を良くしますね。今この瞬間にも、確実に。なんてことをオレたちは信じてるんです。なもんで、オレたちはあなたの財布に優しくて、雨の日も、風の日も毎日楽しく、そして長く使ってもらえるモノを考えているのです。毎日自転車に乗ってる、素敵なあなたのような人に、より良い物を届けたいんです」 by Surly HQ

彼らの機能美を信じて行動し続け、ファットバイクという一ジャンルを切り開くイノベーターとなるまで続けたのは素晴らしいことだと思うのです。

でも、それは売り上げを上げるためではなく(はもちろん売り上げも大事ですが)、美しいもの、より楽しいものを作ろう、という思いを研ぎ澄ます行為の連続が成したことだと思う。それくらい「何かを作ること」という行為はもっと単純で、純粋な思いなのではないかと思う。

ただ、その思いを持ち続けることは本当に難しいと思うのです。

利益を上げ(続け)なければいけない

 

これは信念を持ち続けることに大きく影響します。
お金は必要なだけあれば良いと思いのですが、経済の世界は何が起こるかわかりません、それならば稼げるうちに…といつ功利主義に走るってもまったくおかしくはないのです。

 良いものを生みだしながらも完璧を求めないことの素晴らしさ

完璧なもの、完璧なこと、そういったものがあるとすればそれは古典です。
ある時、ある時代に一時代を作り上げた、だからこそすごいんだけど、これからを生きていこうとするなら完璧を信じて行動することの難しさがわかる。

環境、状況によってベストなものは変わってしまうから、事実、彼ら(サーリー/SURLY)は複数のモデルのモデルチェンジ、生産を終了して、常に次のステージへ進んできている。社会に出て、利益を生み出す、ということを目の当たりにするとこれを続けてくることの難しさを非常に強く感じます。

そして、そんな中で生き残ってきた彼らのフレームの価格帯は決して安くはありませんが、使われている素材の特性や、ライフスタイルが変わっても付属品を付け替えることで多様性な環境に対応するように作られていることを考えると、マスなメーカーからリリースされている軽さとトレードオフに失ったタフさに対しては決して高価なものではないということも、素晴らしいと感じます。

それはお金と同じように、ものも必要なものだけあればいいということに他なりません。それ以上は”余分”なのですから。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

オチなしヤマなし取りとめなしになってしまいました。ロングライフデザインの難しさについて考えてみたかったのですが、また違った話になってしまいました。

 

 こんな記事もあります

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日本でタイニーハウスムーブメントを牽引するのはAERO HOUSEかも知れない

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 生活はミニマム・低コスト化している

昨今、住宅市場は「低コスト物件」というのがキーワードになっている。リノベーションやタイニーハウスといったコスパ重視の傾向が牽引している。

最近のコスパ重視の衣食住はかなり先鋭化してきていると言っていい。

コスパとはコストパフォーマンスの略で、価格と価値(費用と効果)を対比させた度合いのことで、価格(費用)に対して価値(効果)が高い場合「コスパが良い(高い)」、逆の場合は「コスパが悪い(低い)」という。 コスパはさまざまな業界・企業で使われるが、一般消費者の使用という点では化粧品とPCパーツ業界での使用が多い。

 

低価格のチェーン店が飲食市場を席巻し、アパレルはプチプラやブランド物を着回す風潮が定着している。格安SIMについてもかなりCMが目に止まるようになってきているので、あとは普及するだけだろう。

住居に関しては中古物件をスケルトンにして自分の好みに改築するリノベーションが注目されていて、直した物件が空き家問題を解決に導く救世主になる!と可能性を示唆する人もいる。実体としては新築する土地も、資本も管理者が不足し始めているのだと思っている。

リノベーションは費用も安く自分の望みの間取りが手に入るということらしいが、新築物件でないリノベ物件にはそんなにコストをかけられないという業界の事情も絡んでいるように思うのだ。

 

企業もコスパ重視なら家計もコスパ重視、住居に回す余裕なんてない

こんな声が聞こえてきそうなブームがアメリカで起きた。タイニーハウス・ムーブメントだ。

「タイニーハウス・ムーブメント」とは単純化して言うと、「住宅ローンや家賃の負担を減らし、小さな家でのシンプルなライフスタイルを目指す」活動全体を指している。

「タイニーハウス・ムーブメント」自体は、アメリカに端を発している。
2004年の巨大ハリケーン「カトリーナ」や、2007年のサブプライムショックでは、多くの人々が家を失った。「大きくて豪華な家は、本当に私たちに幸せをもたらしてくれるのだろうか?」という問いに、人々は真剣に向き合うこととなった。

--タイニーハウスとは?固定資産税等の費用およびメリット 

災害や経済危機、変化に対応していくための備えとして、日々必要になるお金をシンプルな生活で節約するという発想は、日本でも複数拠点を検討する人や、ミニマリストに支持されている。

固定費の最たるものは家賃や住宅ローンといっても良い。この現象はすでにイノベーターやアーリーアダプターには認知されており、2015年には小屋フェスまで日本(長野県)で開催され、タイニーハウスムーブメントは黎明期を迎えているといえそうだ。

sumika.me

日本経済がシュリンクしていく中で、どうやって経済的な余裕を確保するのか、企業も多角的な商品開発をしている。雑貨からキャンプ場、果ては家まで作っている無印良品はその中でも注目を集めた。

www.muji.com 

小さな家は災害に耐えうるのか

素朴な疑問が浮かぶようになる。この小さな小屋たちは移住したり、別荘のように使うには十分かもしれないが、生活の拠点として、家族を守るシェルターとして、災害に耐えうるのか?

 この疑問にはある程度タイニーハウスが普及してこないと答えは出ないし、立地が大きく左右するので、考えるだけ無駄ともいえるだろう。

 特定の拠点を持たない

あるメジャーリーガーの車上生活が取り上げられたのも記憶に新しい。このメジャーリーガーは契約金2億ドルの新人王候補、経済的な事情でないことは明白で、1993年生まれで、タイミングとしてはタイニーハウス・ムーブメントによって注目された。

feely.jp

他にもトレーラーハウスやコンテナハウスといったトラックで牽引すれば拠点を移すことも可能で、コストも低くてすむユニット形式のものも小屋フェスでは注目を集めていました。

実際、コンテナハウスは沖縄に4階建てのスタジオとして建てられており、モジュール化された建材の可能性を感じさせました。

okinawa-iju.info

 でも、この記事をみる限り建築コストはそんなに低くない。加えて錆びの発生は素材の問題上仕方ないとは言え、気になるし、全面金属となると熱伝導も良いはずなので、断熱が心配な点も挙げられる。

AERO HOUSEとは

AERO HOUSEは建築家の村井正さんの主宰するソーラーデザイン研究所が提案する低コスト住宅。

基礎の上に柱を建て、板で仕切っていく従来の工法ではなく、木枠を連続させることで箱状の構造を作成。基礎の上に置く、構造が出来上がっているので、土台があればいいだけ、整地も基礎も最小限で済むことがメリット。

www.aerohouse.net

タイニーハウス・ムーブメントを牽引するかもしれない理由3つ

  1. 整地、基礎が小さくて済むのでコストを押さえられる
  2. 移設可能(天井高制限あり)
  3. セルフビルドも可能

整地が小さくてすむ、というのはコスト感覚を大事にしているタイニーハウス志向のひとにはメリットに映るだろう。

道交法上2.3mと高さ制限はあるものの、トレーラーでの移設が可能な点は複数拠点や特定の拠点を持たずに生活したいと考えている人にとってはメリットを感じられる点かもしれない。

セルフビルドが可能な点についてはタイニーハウスな志向の人には魅力的だろう。大まかな部分は専門の職人が仕上げてくれて、あとはDIY!自分次第でできるのだから。

スケルトン・インフィルについて

スケルトン・インフィルという設計思想は実は新しいものでもなんでもないらしい。

建築士の世代的には60代のかたがたにはなじみのある思想であるし、「大空間を好きに仕切る」というこの工法、メリットとされている「いつでもレイアウトを変えることができる」というメリットを享受する人はなかなかいない、ということも今までの歴史によって証明されている点でもある。

なので、このエアロハウスの魅力は、トレーラーハウス以外の移動が可能な住居であること、定住用であれば、低コストで建造が可能であること(大空間を仕切る楽しみ)が挙げられる。

我慢や無駄の排除とは違った価値の提供

AERO HOUSEはこれだけあればいい、という徹底的に無駄を排したタイニーハウスにはないこういうものがほしい、という価値を提供できる可能性を持っている。絵空事かもしれないけど、あれもこれもほしいという日本でタイニーハウスムーブメントを牽引するとしたらAERO HOUSEかもしれない、と密かに思っている。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

ただいまを言う家は、実は出て行くのが基本だということを忘れてはいけないと思っています。

 

こんな記事もあります

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iroiroshiritai.hatenablog.com

 

今年度目標の設定、月間1万PVをめざすぞー!

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いい記事を書きたい

この画廊のとなりを始めてから早2年、「商店街の小さな喫茶店」を目標に細々と更新できれないいなと思ってやっていましたが、最近、「いい記事」書きたいな、と急に思い至りました。

とはいえ、いい記事を書くぞ!書きたいぞ!と思ってもなかなかそうもいかず、モチベーションの維持もけっこー難しいことが明確になってきた最近の僕。

そんな僕がなぜ1万PVとか大層な数字を出したのかというと、漠然と「いい記事を書きたい」と思ってても書けないことがわかったから。いい記事を書くにはまず書くことが大事(当たり前)なことがわかったからです。

いい記事って?

いい記事ってなんだ?そんなの主観でしょ、とも思っていましたが、端的に言うなら「検索上位に食い込める記事」のことです。

なんだ結局PV至上主義か、と思われるかもしれませんが、アフィリエイト云々とかそういうことではなく、どうせ書くなら役に立ちたい!ということです。だって、せっかく書いているのに、いま上位にいる記事よりいい情報を提供できるのに、というカテゴリがあるなら挑戦したいな、ということです。

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 この記事とかはちょっと役に立つと思うし、こういう誰が専門にしているわけでもない部分で役に立てたらうれしいと思ったのです。

 

大きかったのは読者数の増加

ただいま15名もの読者さんがいます!うれしいー!

今年に入って読者数が激増しました。それは読者数30人めざすぞー!といった矢先だったのもあって、目標を口にすると不思議とついてくるのかも、と思いまして。。

 

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PVも目標設定して、今年度頑張っていこう!と思った次第です。そんなわけで画廊のとなりははてなブログproになりました!これで僕もプロ()です。ブログとは面白いもので、お金を払うと公式にproマークがもらえます。ふふふ。オトナ買いです。

でも、継続は力なりだと思うので、この2年間と同じく、こつこつ細々と頑張っていこうと思います。

 

まんがで身につく 続ける技術 Business ComicSeries

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最後まで読んでくれてありがとうございます。

自分でハードルを準備していかないと続けられないひとなんですよね。。

 

こんな記事も書いています

文具にちょっと凝っていたときの記事です 

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続けたいことは「カバンの中について考え続けること」でもあります。 

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↑の記事と若干つながりがあります。

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